Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第24章 メッセージ番号がssoで始まるメッセージ> 24.3 sso02000番台のメッセージ

24.3.10 sso02012

SSO: ERROR: sso02012: Invalid request was received. IPAddr=(%s1) Detail=(%s2) Code=(%s3)

SSO: エラー: sso02012: 不正な要求を受け付けました。 IPAddr=(%s1) Detail=(%s2) Code=(%s3)

[可変情報]
 %s1:要求元のIPアドレス、またはホスト名
 %s2:保守情報
 %s3:保守情報

[意味]
 Interstage シングル・サインオンの認証サーバが不正な要求を受け付けました。以下の原因が考えられます。

[ユーザの対処]
 以下の対処を行ってください。

 上記以外の場合は、以下の手順で対処を行ってください。

  1. 利用者のWebブラウザがcookieを受け付けない設定となっていないか確認してください。
  2. 利用者のWebブラウザがcookieを受け付ける設定となっていた場合は、利用者が以下の条件に一致する操作を行っていないか確認してください。以下の条件に合致する場合には、利用者にWebブラウザを終了し再度起動し、再度アクセスするよう指導してください。
  3. 2.で利用者の操作が条件に一致しない場合で、フォーム認証ページを使用した認証を行う場合には、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[パスワード認証]の[ユーザID/パスワードの入力画面]にて“フォーム認証ページ”を選択してください。Webブラウザの基本認証ダイアログを使用して認証を行う場合には、利用者に業務システムの公開URLよりアクセスするように指導してください。また、利用者がフォーム認証ページから認証を行った場合は、Webブラウザを終了し再度起動し、業務システムの公開URLより再度アクセスするよう指導してください。
  4. 3.で認証サーバの環境設定にて“フォーム認証ページ”が選択されている場合には、フォーム認証ページの内容に誤りがないか確認してください。(注10)
  5. フォーム認証ページの内容に誤りがない場合は、利用者が指定したフォーム認証ページのURL(注2)に誤りがないか確認してください。
  6. Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズを行っている場合は、インストール直後の状態で認証用のフォームタグが含まれていないメッセージファイルに、認証用のフォームタグを追加していないか確認してください。(注11)
  7. セションの管理を行っている場合、業務システム上のWebアプリケーションのページがフレームを使用している場合は、サインオフ用のリンクの設定に誤りがないか確認してください。(注12)
  8. 業務サーバ管理者に、以下の未認証画面用メッセージファイルの「<!--SSO_POST_REQUEST_AUTH_TARGET-->」部分が変更されていないか確認してください。変更されている場合は、「<!--SSO_POST_REQUEST_AUTH_TARGET-->」部分を正しく記述するよう業務サーバ管理者に依頼してください。(注13)
  9. 上記以外の場合、外部からの攻撃の可能性があります。要求元のIPアドレス、またはホスト名(%s1)をもとに攻撃の可能性を調査してください。

注1)強制サインオン問い合わせページのフォームタグについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“強制サインオン問い合わせページ用フォームタグの仕様”を参照してください。また、サインオフ問い合わせページのフォームタグについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“サインオフ問い合わせページ用フォームタグの仕様”を参照してください。

注2)フォーム認証ページのURLについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“パスワード認証と証明書認証”を参照してください。

注3)サインオフのURLについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“サインオフするためのWebページのカスタマイズ”を参照してください。

注4)前回サインオン日時の確認用のURLについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“前回サインオン日時の確認”を参照してください。

注5)セションの管理を行う運用への移行については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“旧バージョンの環境定義と機能について”−“セションの管理を行う運用への移行について”を参照してください。

注6)業務システムがhttpsで運用しているかどうかの確認については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[業務システムの情報]の[公開URL]で行います。

注7)認証サーバの停止については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“シングル・サインオンの停止”−“認証サーバの停止”を参照してください。認証サーバの起動については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“シングル・サインオンの起動”−“認証サーバの起動”を参照してください。

注8)統合Windows認証アプリケーションの停止については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“シングル・サインオンの停止”−“認証サーバの停止”を参照してください。統合Windows認証アプリケーションの起動については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“シングル・サインオンの起動”−“認証サーバの起動”を参照してください。

注9)ロードバランサの設定については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“ロードバランサの設定”を参照してください。

注10)フォーム認証ページのカスタマイズ方法については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”を参照してください。

注11)Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“カスタマイズできるメッセージ”を参照してください。

注12)サインオフ用のリンクの設定方法については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“サインオフするためのWebページのカスタマイズ”−“Webページのカスタマイズ方法”を参照してください。

注13)未認証画面用メッセージファイルのカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“未認証画面用タグの仕様”を参照してください。


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