Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第22章 メッセージ番号がotsで始まるメッセージ> 22.3 ots9200番台のメッセージ

22.3.26 ots9252

OTS: ERROR: ots9252:Transaction of the resource management program is in timeout state. Please start resource management program again. Resource definition name:%s1 / TransactionID:%s2

OTS:エラー:ots9252: このリソース管理プログラムにおけるトランザクションがタイムアウト状態です。このリソース管理プログラムを再起動してください。リソース定義名:%s1 / トランザクションID:%s2

[可変情報]
 %s1:リソース定義名
 %s2:トランザクションID

[意味]
 リソース管理プログラムにおけるトランザクションがprepare要求とcommit要求とのフェーズ間タイムアウト状態です。
 リソース定義名に“JTSRMP”が出力された場合は、JTS用のリソース管理プログラムからメッセージが出力されたことを意味します。

[システムの処理]
 コマンドの処理を中止します。

[ユーザの対処]
 タイムアウト前に処理が完了しないリソースが存在します。
 OTSシステムおよびリソース管理プログラムに対するチューニングも見直してください。対象となるチューニングパラメタは以下の3つです。
 ・configファイルにおける"RESOURCE_TRANMAX"
 ・セットアップ情報ファイルにおける"OTS_FACT_THR_CONC"
 ・リソース定義ファイルにおける"OTS_RMP_PROC_CONC"
 上記の見直しを実施した後、該当するリソース管理プログラムを再起動してください。

 上記に問題がない場合、フェーズ間タイムアウト検出時間(2PCタイムアウト時間)がCORBAサービスのクライアント側無通信監視時間より長い可能性があります。
 フェーズ間タイムアウト検出時間はクライアント側無通信監視時間より短く設定する必要があります。OTSシステムのconfigファイルにおける"2PC_TIME_OUT"、およびCORBAサービスのconfigファイルにおける"period_client_idle_con_timeout"の値を見直してください。見直しの結果、"2PC_TIME_OUT"の値を変更した場合はOTSシステムを、"period_client_idle_con_timeout"の値を変更した場合はCORBAサービスを再起動する必要があります。
 それぞれのconfigファイルと各パラメタの詳細については、“チューニングガイド”を参照してください。


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