Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第19章 メッセージ番号がJSSRで始まるメッセージ> 19.4 JSSR23000番台のメッセージ

19.4.4 JSSR23104

JSSRS: ERROR: JSSR23104: Could not change the authority to access the directory for storing the serialized file of the session. path=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4
JSSRS: エラー: JSSR23104: セションの永続化先ディレクトリの権限を変更できませんでした。 path=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4

[可変情報]
 %s1 : 指定されたパス名
 %s2 : Session Registry Server名
 %s3 : Session Registry ServerのプロセスID
 %s4 : 処理スレッド名

[意味]
 環境定義ファイルで指定された“セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ”配下のサブディレクトリの権限を変更できませんでした。
 ただし、環境定義ファイルで指定された“セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ”配下のサブディレクトリ(sessionrecovery)およびその配下のすべてのサブディレクトリは、Session Registry Serverが自動生成します。

[原因]
 環境定義ファイルのセションの永続化に関する項目<serialize.file.path>で定義している“セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ”またはその配下のサブディレクトリの権限が、ユーザ操作等何らかの理由により変更された可能性があります。

[システムの処理]
 Session Registry Serverの起動時の場合には、起動を中止します。
 Session Registry Serverの起動後の場合には、本エラーで出力されたpathに関するセションの永続化を中止します。

[ユーザの対処]
 次のいずれかの対処を行い、前回と同じユーザで再起動してください。

 なお、環境定義ファイルのセションの永続化に関する項目<serialize.file.path>で定義している“セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ”に、Session Registry Serverの起動ユーザの全権限が必要です。

[出力先]
 コンテナログ


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