Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第13章 メッセージ番号がirepで始まるメッセージ> 13.7 irep10600番台のメッセージ

13.7.7 irep10606

IREP: ERROR: irep10606: Failed to delete the user definition schema. [%s1]

IREP: エラー: irep10606: ユーザ定義スキーマの削除に失敗しました。 [%s1]

[可変情報]
 %s1:リポジトリ名

[意味]
 ユーザ定義スキーマの削除に失敗しました。

[システムの処理]
 コマンドの処理を中止します。

[ユーザの対処]
 指定したオブジェクトクラス名、または属性名が正しいか確認してください。
 他の属性やオブジェクトクラスと依存関係にある場合は、定義を削除できません。依存関係にあるとは、他のオブジェクトクラスの必須属性になっていたり、他の属性の基底属性型になっていたりすることをいいます。

・・・・
# attribute

attributetype ( 1.1.2.1.1 
                NAME 'skill'
                DESC 'skill'
                EQUALITY caseIgnoreMatch
                SUBSTR caseIgnoreSubstringsMatch
                SYNTAX 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.15 )

# objectclass

objectclass ( 1.1.2.2.2 
                NAME 'myPerson'
                DESC 'my person'
                SUP inetOrgPerson
                MUST ( employeeNumber )
                MAY skill )
・・・・

 たとえば、上記のようなオブジェクトクラスと属性が定義されている場合、オブジェクトクラス「myPerson」のオプション属性である「skill」や、必須属性である「employeeNumber」、および基底オブジェクトクラスである「inetOrgPerson」は削除できません。なお、属性「employeeNumber」とオブジェクトクラス「inetOrgPerson」は、Interstage ディレクトリサービスが提供する標準のスキーマのため、削除はできません。

 オブジェクトクラス名、または属性名が正しい場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


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