Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
目次 前ページ次ページ

第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ> 8.11 EXTP4300番台のメッセージ

8.11.66 EXTP4370

extp: ERROR: EXTP4370: Error occurred during startup of server application running under work unit: WU=%s1 PSN=%d1 PID=%d2 SYSTEM=%s2

extp: エラー: EXTP4370:ワークユニット配下で動作するサーバアプリケーションプロセスの起動処理で異常が発生しました: WU=%s1 PSN=%d1 PID=%d2 SYSTEM=%s2

[可変情報]
 %s1:ワークユニット名
 %d1:プロセス通番
 %d2:プロセスID
 %s2:業務システム名

[意味]
 ワークユニット配下で動作するサーバアプリケーションプロセスの起動処理で異常が発生しました。

[システムの処理]
 ワークユニットに対する処理を中止します。

[ユーザの対処]
 直前に出力されているイベントログメッセージの対処に従って、アプリケーションプロセスの起動に失敗した原因を調査してください。
 メッセージが出力されていない場合は、IJServerのコンテナログ(container.log)および、コンテナ情報ログ(info.log)に出力されている情報から問題点を調査してください。なお、Java VMの異常を示すメッセージが出力されている場合は、"トラブルシューティング集”の“Java実行環境運用時の異常"を参照し、異常終了した原因を調査してください。
 Interstage Application Server 8.0以前で作成したIJServer(V8.0互換モードのIJServer)の起動で本メッセージが出力された場合は、“Tomcat4.1ベースのServletサービス”がインストールされているか確認してください。V8.0互換モードのIJServerについては、“J2EEユーザーズガイド”の“V8.0互換モードのIJServer”を参照してください。

 上記以外の場合、以下の対処に従ってください。

1)JavaVMオプションに誤りがある可能性があります。
 JavaVMオプションの見直しを行ってください。

2)メモリ不足が発生している可能性があります。
 メモリが十分であるか確認してください。

3)デスクトップヒープが枯渇している可能性があります。
 起動しているワークユニットのプロセス多重度の総数が増加した後、空きメモリが十分存在する状態で本メッセージが出力された場合、デスクトップヒープが使い果たされている可能性があります。
 デスクトップヒープの枯渇については、“トラブルシューティング集”の“デスクトップヒープが枯渇した場合”を参照してください。

 問題が解決しない場合は、“トラブルシューティング集”の“IJServer起動時の異常"を参照してください。


目次 前ページ次ページ

Copyright 2008 FUJITSU LIMITED