Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第4章 メッセージ番号がebmsで始まるメッセージ> 4.4 ebms1200番台のメッセージ

4.4.17 ebms1216

EBMS:ERROR:ebms1216:Failed to send a Message: EndPoint=%s1 INFO=%s2 ID=%s

EBMS:エラー:ebms1216:送信に失敗しました: EndPoint=%s1 INFO=%s2 ID=%s

[可変情報]
 %s1: EndPoint
 %s2: 詳細情報
 %s: ebMS環境識別子

[意味]
 メッセージの送信に失敗しました。

[ユーザの対処]
 送信先のサーバが起動していない可能性があります。送信先サーバの状態を確認してください。
 詳細情報が出力されている場合は、詳細情報に従って対処してください。

[詳細情報別の対処]

詳細情報

対処

“timed out”の文字列がある場合

送信タイムアウトの可能性があります。ebMSのコンフィグレーションファイルで送信時タイムアウト時間を設定することができますので、タイムアウト時間の設定を見直してください。

“Unexpected HTTP Response.” の文字列がある場合

送信先がタイムアウトを起こし、送信側にエラーを返している可能性があります。送信先の環境を見直してください。送信先がInterstage ebMSの場合は、Webサーバの環境定義および、IJServerのServletコンテナ定義の内容を見直してください。
Webサーバの環境定義ファイルの詳細については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド” の環境設定を参照してください。

“code=M_send3”の文字列がある場合

  • 送信先のebMSが起動していない可能性があります。送信先がInterstage ebMSの場合は、WebサーバまたはebMS用IJServerが起動していない可能性があります。WebサーバまたはebMS用IJServerの起動状態を確認してください。
  • 環境変数CLASSPATHに必要なファイルが設定されていない可能性があります。環境変数CLASSPATHの設定を確認してください。
  • ebMSのコンフィグレーションファイルの、SSL_DEF_NAMEが正しく設定されていない、Interstage証明書環境が正しく設定されていない、または正しくない証明書が登録されている可能性があります。Interstage証明書環境が正しく設定されているか、正しい証明書が登録されているかを確認してください。Interstage証明書環境の詳細については、“セキュリティシステム運用ガイド”を参照してください。

“Untrusted Server Certificate Chain” の文字列がある場合

通信相手の認証局証明書がInterstage証明書環境に登録されていません。

“Received fatal alert: unknown_ca” の文字列がある場合

相手サーバに接続を拒絶されています。相手サーバ管理者に連絡し、自サーバの証明書を発行した認証局証明書が登録されているかを確認してもらってください。

“issoap4006: Certificate Environment can not access.(SOAP Certificate Environment. No ssl.conf)” の文字列がある場合

ebMSのコンフィグレーションファイルの、SSL_DEF_NAMEが正しく設定されていないまたは、SOAPサービスのSSL設定が正しく設定されていません。

上記以外でSOAPのメッセージが出力されている場合

SOAPのメッセージの対処を行ってください。

上記以外でJavaの例外が出力されている場合

Javaの例外に従った対処を行ってください。


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