Systemwalker Live Help V13.3.0 ユーザーズガイド - Windows(R)共通 -
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第1章 Live Helpの概要

1.3 Live Helpの接続条件

本バージョンのエキスパートとクライアントが接続できる条件は以下のとおりです。Live Helpを利用する前に、これらのすべての条件を満たしているか確認してください。

  1. エキスパート端末からクライアント端末に対して、Live Helpが利用するTCPポート1513の通信が通ること。

  2. エキスパートおよびクライアント端末同士では通常のLAN接続のように、パケットの送信元/送信先のIPアドレスおよびポートが変換されないこと。

    NAT(Network Address Translation)環境では、以下のような送信元IPアドレスの1:1静的アドレス変換にのみ対応しています。

    例:IPアドレスa.b.c.d から IPアドレスA.B.C.Dへ変換(S-IP:送信元IPアドレス、 D-IP:あて先IPアドレス)

  3. 一台のクライアントに複数のエキスパートが接続してセッションを行う場合、エキスパートのマシン同士も通信を確立する必要があります。エキスパートマシン間にてLive Helpが利用するTCPポート1513の通信ができるように、ネットワークを設定してください。

     

以下の環境ではLive Help Connect(オプション製品)が必要になります。


下へ1.3.1 ポート番号重複の回避
下へ1.3.2 Windowsファイアウォールによる影響

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