Systemwalker Centric Manager 全体監視適用ガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3章 マルチサイト型全体監視の導入と運用 |
インターネット標準プロトコルを使用する場合、Systemwalker Centric Managerでは、Systemwalker PkiMGRやInfoCAが発行した証明書を、S/MIME(Secure MIME)やSSL(Secure Socket Layer)による暗号通信に使用して、インターネット環境の安全性を高めることができます。
また、HTTPSサーバの稼働を監視することができます。
以下の機能は、証明書管理の機能と連携することにより、安全性を高めています。
米国のRSA Data Security社が規定したもので、電子メールでの暗号通信を実現するためのものです。
TCP/IPで通信するアプリケーションに対して、安全な通信手段を提供するプロトコルです。
S/MIME、SSLを使用する以下の機能と設定手順について説明します。
SSLを使用した認証、データの暗号化により、資源を安全に配付することができます。
S/MIMEを使用したイベント監視の概要図を以下に示します。
受信側システムで、S/MIMEを有効にした場合は、S/MIMEを使用した暗号化メールだけ受信し、MIMEを使用したメールは、受信後すぐに削除されます。
また、復号に失敗したメールも、証明書が登録されていない、または証明書が違うなどの理由により、受信後すぐに削除されます。
SSLを使用した認証、データの暗号化により、インターネットで構築されたネットワーク上でも安全に資源配付を行うことができます。
証明書管理環境を作成することにより、HTTPSサーバの稼働を監視することができます。
なお、HTTPSサーバの稼働監視だけを行う場合、証明書、秘密鍵の作成は必要ありません。
証明書管理環境の変更、削除、参照については、“証明書管理環境の変更、削除、参照”を参照してください。
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