Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 - |
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第3部 部門管理サーバ編 | > 第19章 運用環境の変更に対する設定 | > 19.1 IPアドレス/ホスト名を変更する |
各機能での設定を行います。設定を行う機能と設定する場所を以下の表に示します。「システム監視」の変更は、必ず行ってください。そのほかは、インストール種別/使用している機能により、設定を変更してください。
機能名 |
設定条件 |
設定場所(インストール種別) |
||
運用管理クライアント |
部門管理サーバ |
業務サーバ |
||
システム監視 |
必須 |
○ |
○ |
○ |
性能監視 |
選択 |
○ |
− |
− |
アプリケーション管理 |
選択 |
○ |
− |
− |
リモート操作 |
選択 |
○ |
− |
− |
自動運用支援 |
選択 |
○ |
○ |
○ |
資源配付 |
選択 |
○ |
○ |
○ |
スクリプトファイル |
選択 |
○ |
− |
− |
プロセス監視 |
選択 |
− |
○ |
○ |
○:設定します。
−:設定しません。
部門管理サーバがメッセージ送信先システムとして定義していたシステムで、以下のコマンドをプライマリノード、セカンダリノードそれぞれのホスト名で実行します。
opaconstat -D 変更前の部門管理サーバの物理ホスト名 |
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 変更前の部門管理サーバの物理ホスト名 |
メッセージ送信先システムで、指定しているシステムが動作していることを確認してから、部門管理サーバのプライマリノードとセカンダリノードで、以下のコマンドを実行します。
opaconstat -a |
部門管理サーバをイベント通知先として指定している下位サーバで、システム監視設定のメッセージ送信先システムを変更し、Systemwalker Centric Managerの再起動、構成情報の登録処理を行います。
イベント通知先の変更
下位サーバのシステム監視設定のメッセージ送信先システムを変更します。
→[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示されます。
→[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。
→[通信環境定義]ダイアログボックスが表示されます。
→[メッセージ送信先システム(更新)]ダイアログボックスが表示されます。
【下位サーバがWindows版】
pcentricmgr |
scentricmgr |
【下位サーバがSolaris版】
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
【下位サーバがWindows版】
opaconstat -a |
【下位サーバがSolaris版】
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a |
【下位サーバがWindows版】
opaconstat -a |
【下位サーバがSolaris版】
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a |
部門管理サーバをイベント通知先として指定している下位サーバとの接続形態が“常時接続”の場合、7.の作業は必要ありません。
運用管理クライアントまたは運用管理サーバで、以下の手順に従って作業を行ってください。
以下の作業は、すべてのノードでIPアドレス/ホスト名を変更したあとにまとめて実施すると、それぞれ一度の作業で効率よく設定することができます。
→[性能監視−全体設定(ネットワーク性能)]ダイアログボックスが表示されます。
→[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。
→[監視ポリシー[管理]]画面が表示されます。
IPアドレス/ホスト名を変更したノードのポリシーすべてについて、本作業を実施します。
→[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。
性能監視の動作環境の設定については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
アプリケーション管理を使用して監視している場合は、以下の作業を行ってください。
→[アプリケーション管理]画面が表示されます。
→[動作の設定]ダイアログボックスが表示されます。
接続しているリモート操作コネクションマネージャのIPアドレスを変更した場合、\EXPCCL\SUPTCP.CCL内のコネクションマネージャのIPアドレスを変更してください。
コネクションマネージャの定義方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド”を参照してください。
[クライアントセットアップ]画面で、自コンピュータの設定を指定している場合は変更してください。
接続しているリモート操作コネクションマネージャのIPアドレスを変更した場合、\ CLICCL\SUPTCP.CCL内のコネクションマネージャのIPアドレスを変更してください。
コネクションマネージャの定義方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド”を参照してください。
運用管理クライアント、またはクライアントで、運用している環境に合わせて、以下の作業を行ってください。
→[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。
クライアントの場合は、[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視クライアント設定]を選択します。
→[システム監視クライアント設定]ダイアログボックスが表示されます。
→[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。
→[イベント定義/アクション定義]ダイアログボックスが表示されます。
部門管理サーバのホスト名で特定している場合は、ホスト名を変更後のホスト名に変更してください。
→[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]ダイアログボックスが表示されます。
→[イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション]ダイアログボックスが表示されます。
[音声通知]タブで、[音声通知を実行するホスト名]に部門管理サーバのホスト名を指定している場合は、ホスト名を変更後のホスト名に変更してください。
→[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]ダイアログボックスが表示されます。
→[イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション]ダイアログボックスが表示されます。
→[アクション定義(詳細)]ダイアログボックスが表示されます。
[リモートコマンド]タブで、[発行先:]に部門管理サーバのホスト名を指定している場合は、ホスト名を変更後のホスト名に変更してください。
→[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]ダイアログボックスが表示されます。
→[イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション]ダイアログボックスが表示されます。
→[アクション定義(詳細)]ダイアログボックスが表示されます。
[SNMPトラップ]タブで、[トラップ通信先]の[ホスト名]に部門管理サーバのホスト名を指定している場合は、ホスト名を変更後のホスト名に変更してください。
→[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。
クライアントの場合は、[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視クライアント設定]を選択します。
→[システム監視クライアント設定]ダイアログボックスが表示されます。
→[アクション環境設定]ウィンドウが表示されます。
[アクション実行先]タブで、部門管理サーバのホスト名を指定している場合、ホスト名を、変更後のホスト名に変更してください。
以下の手順に従って、各コンピュータ上で部門管理サーバのシステム定義(配付経路)の変更作業を実施してください。
資源配付をクラスタサービス上で運用している場合は、以下の手順を実施します。設定方法の詳細は、“資源配付のクラスタアンセットアップ”、および“資源配付機能を使用する場合”を参照してください。
- 資源配付のクラスタアンセットアップ
- 資源配付のクラスタセットアップ
- 運用管理サーバで、システム定義内容の変更
スクリプトファイル内で、該当IPアドレス/ホスト名を意識した処理を行っている場合、以下の手順に従って、操作を実施してください。
プロセス監視の動作環境ファイルを変更します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\pmon\etc\mppmon.ini |
【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\pmon\etc\mppmon.ini |
【Solaris版】
/etc/opt/FJSVftlc/pmon/mppmon.ini |
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