Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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第3部 部門管理サーバ編> 第14章 サービスの設定> 14.1 フェールオーバの設定

14.1.2 サービスのプロセスを監視する

クラスタで部門管理サーバが提供している機能を監視する場合、機能を提供しているプロセスごとに監視することができます。これにより運用系でフェールオーバする条件を、詳細に定義できます。

プロセスに異常が発生した場合の設定として、以下の設定ができます。

部門管理サーバを運用する上で重要な機能だけ、フェールオーバするよう設計してください。

プロセス監視機能およびフェールオーバの設定は、プライマリノードおよびセカンダリノードで行います。設定手順の詳細は、“プロセス監視機能をカスタマイズする”を参照してください。

■例

ネットワーク管理機能でフェールオーバの設計を行う場合の例を説明します。以下に、ネットワーク管理機能で起動するプロセスのイメージ図を示します。

上記のイメージ図でフェールオーバの動作をカスタマイズできるのは、以下の機能単位となります。

例えば、ネットワーク管理でSystemwalker Nmsmgrをプロセス監視の対象とし、フェールオーバするように設定した場合、Systemwalker Nmsmgrを構成している1つのプロセスに異常が発生したときにフェールオーバします。

プロセス監視機能およびフェールオーバの設定は、以下のファイルで行います。

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\pmon\etc\mppmon.usr

設定方法の詳細は、“プロセス監視機能をカスタマイズする”を参照してください。

 


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