Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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第3部 部門管理サーバ編> 第13章 利用機能別に必要な設定> 13.1 各機能で必要な設定

13.1.2 部門管理サーバを運用形態名で監視する場合

■運用形態名の定義

部門管理サーバに運用形態名を定義することで、Systemwalkerコンソールにクラスタ名の代わりに運用形態名を表示することができます。運用形態名の定義を行うことで、クラスタのフェールオーバに連動して、運用形態名を動的に変化させることができます。

設定した運用形態名の定義を有効にするには、設定後、Systemwalker Centric Managerの再起動が必要となります。

◆定義ファイル

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpopagt\etc\oparuntype

◆ファイルの形式

DEFRUNTYPE ON | OFF
RUNTYPE "運用形態名"
GROUP "サービス名" ON | OFF
GROUP "サービス名" ON | OFF
        :
RUNTYPE "運用形態名"

DEFRUNTYPE

クラスタ名表示を指定します。

RUNTYPE、GROUP

グループの状態が、RUNTYPE行の次の行以降に定義した状態になると、RUNTYPEに定義した運用形態とみなされます。上の行にある定義が優先されます。RUNTYPE定義は、64行まで定義することができます。

グループを定義していない場合は、“ON”でも“OFF”でも一致とみなされます。

運用形態名:

最大16バイトの文字列で定義します。

サービス名:

MSCSまたはMicrosoft(R) Fail Over Clusteringに登録したグループ名を、最大128バイトの文字列で定義します。

ON:グループの状態が、オンラインです。

OFF:グループの状態が、オフラインです。

表示結果

表示結果を、以下の表に示します。

DEFRUNTYPE

RUNTYPE,GROUP

表示

ON

一致する運用形態名なし

クラスタ名

一致する運用形態名あり

運用形態名

OFF

一致する運用形態名なし

なし

一致する運用形態名あり

運用形態名

 


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