Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 監視システムを構築する> 第16章 ポリシーの設定と配付> 16.5 その他の機能のポリシー設定

16.5.1 ポリシー設定項目

[Systemwalkerコンソール]からポリシー設定を行う場合、次の単位に設定することができます。

ポリシーを設定する場合、全体から個別にという順で“ポリシーを設定する”を実施し、それぞれの配付対象にポリシーを配付して定義します。

次の表は、資源配付、アプリケーション管理以外の機能について、ポリシーとして設定できる項目と、ポリシーの配付先、ポリシーに設定できる監視対象の一覧です。

■【Windows(R)の場合】

ポリシー設定する項目

ポリシーの配付対象

監視対象

運用管理サーバ

部門管理サーバ

業務サーバ

クライアント

運用管理サーバ

部門管理サーバ

業務サーバ

クライアント

ネットワーク機器

Systemwalker Centric Managerがインストールされていないコンピュータ

ノード

部門共通

サブドメイン

ノード検出

サブネット、
サブドメイン

ノード状態の表示

ノード、
サブネット、
サブドメイン

ノード状態の監視

ノード、
サブネット、
サブドメイン

MIB監視 (注2)

ノード、
サブネット、
サブドメイン

ノード変更の監視

全体

性能

ネットワーク性能(注2)

サーバ性能

イベント(注1)

ノード、
フォルダ

△(注3)

△(注3)

スクリプト

ノード、
フォルダ

△(注3)

△(注3)

 

イベント監視の動作環境

全体

ノード、
フォルダ

△(注3)

△(注3)

監視抑止

ノード、
フォルダ、
サブドメイン

(注4)

サーバ制御

サーバ操作制御

サーバアクセス制御

インストールレス型エージェント

ノード
フォルダ
サブドメイン

アプリケーション管理

ノード
フォルダ
サブドメイン

■【UNIXの場合】

ポリシー設定する項目

ポリシーの配付対象

監視対象

運用管理サーバ

部門管理サーバ

業務サーバ

クライアント

運用管理サーバ

部門管理サー

業務サーバ

クライアント

ネットワーク機器

Systemwalker Centric Managerがインストールされていないコンピュータ

ノード

部門共通

サブドメイン

ノード検出

サブネット、
サブドメイン

ノード状態の表示

ノード、
サブネット、
サブドメイン

ノード状態の監視

ノード、
サブネット、
サブドメイン

MIB監視(注2)

ノード、
サブネット、
サブドメイン

ノード変更の監視

全体

性能

ネットワーク性能(注2)

サーバ性能

イベント(注1)

ノード、
フォルダ

△(注3)

△(注3)

スクリプト

ノード、
フォルダ

イベント監視の動作環境

全体

ノード、
フォルダ

△(注3)

△(注3)

監視抑止

ノード、
フォルダ、
サブドメイン

(注4)

インストールレス型エージェント

ノード
フォルダ
サブドメイン

○:ポリシー設定します。

注1)
以下のポリシーがすべて配付されます。ただし、[運用管理サーバで管理するポリシー]から外した定義は配付されません。
注2)
監視対象では、SNMPエージェントが動作している必要があります。
注3)
イベント監視機能がインストールされている場合、ポリシーを設定できます。
注4)
業務サーバは監視抑止解除のポリシーの場合だけ、配付対象となります。

■イベント監視のポリシー配付の対象を選択する

イベント監視のポリシー設定時に、一度でも監視ログファイル、メール連携、アクション環境設定の定義を設定すると、以降の設定でイベント監視の条件定義だけを変更した場合でも、既に設定した定義は配付されます。このため、配付先でローカルに定義を変更した場合、ポリシー設定時に変更していない定義も、ポリシー配付された定義で上書きされてしまいます。

イベント監視のポリシー設定時に配付する必要のない定義を選択できます。

[イベント監視の条件定義]ウィンドウで、[環境設定]メニューの[運用管理サーバで管理するポリシー]を選択し、ポリシー配付の対象とするかを設定します。

メニュー項目

説明

[監視ログファイル設定]

[監視ログファイル設定]ダイアログボックスで設定した情報を、ポリシー配付の対象とするかを選択します。

[アクション環境設定]

[アクション環境設定]ダイアログボックスで設定した情報を、ポリシー配付の対象とするかを選択します。

[メール連携環境設定]

[メール連携]ダイアログボックスで設定した情報を、ポリシー配付の対象とするかを選択します。

各メニューは、既に情報が設定されている場合、選択された状態で表示されます。各情報のポリシー配付をやめる場合、メニューの選択を解除します。

ポリシー配付対象のノードがV10.0L20以前、または、配付を行うフォルダにV10.0L20以前のノードが含まれる場合、以下のような動作になります。

注意事項


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008