Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 監視システムを構築する> 第14章 監視を抑止する> 14.3 監視を抑止/再開する手順

14.3.3 監視を再開する

抑止中のノードに対する監視を再開するには、以下の2つの方法があります。

■[Systemwalkerコンソール]から操作する場合

  1. [Systemwalkerコンソール]のツリーから監視を再開する対象のノード(複数選択可)または、フォルダを選択します。
  2. [Systemwalkerコンソール]の[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義] -[監視抑止の設定]を選択します。

    →[監視抑止]ウィンドウが表示されます。

  3. [監視する]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    →ポリシー配付の確認画面が表示されます。

  4. [はい]を選択します。

    →[ポリシーの配付]ウィンドウが表示されます。

  5. [OK]を選択します。

    上記の手順4で[いいえ]を選択した場合、または、手順5で[キャンセル]を選択した場合は、監視抑止のポリシー配付が行われないため、監視コンソールから別途ポリシー配付を実施する必要があります。ポリシー配付を実施しない場合は、以下の影響があります。

◆複数のフォルダ配下のノードに対する監視を再開する場合

複数フォルダ、または複数フォルダ配下のノードを同時に選択することはできません。このような場合は監視を再開する操作を各フォルダ、または各ノードに対し、それぞれ実行する必要があります。この場合、ポリシー配付は最後の操作のときに行います。これにより、すべてのポリシー配付をまとめて行うことができます。

■コマンドで設定する場合

mpmonresume(監視抑止解除コマンド)で設定します。mpmonresume(監視抑止解除コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

監視抑止解除コマンドの実行時にポリシー配付が失敗した場合、同じ対象を指定して、再度、監視抑止解除コマンドを実行してください。失敗したポリシーの再配付を行います。

コマンドによる監視抑止の解除にて、“-z”オプションを指定した場合は、監視コンソールから別途ポリシー配付を実施する必要があります。ポリシー配付を実施しない場合は、以下の影響があります。

■スクリプトによる監視を行っている場合の注意事項

監視の再開を行うノードに対して、以下のスクリプトによる監視を行っている場合は、そのスクリプトが動作しているサーバにおいて、mpnmmonrst(ネットワーク管理スクリプトによる監視リセットコマンド)を起動する必要があります。

mpnmmonrst(ネットワーク管理スクリプトによる監視リセットコマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


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