Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 監視システムを構築する> 第12章 アプリケーションを監視する> 12.1 監視するために必要な設定> 12.1.6 [業務管理]ツリーを作成する

12.1.6.1 業務を作成する

業務を構成するオブジェクトの集まりを、業務フォルとして作成します。業務フォルダには、以下のオブジェクトを所属させることができます。

業務フォルダにオブジェクトを所属させた後、オブジェクト間の関係を定義することにより、稼働状態の監視や障害の監視を行うことができます。例えば、あるノードで障害が発生した場合に、必要に応じて影響のあるオブジェクトをマップ上で点灯させ、障害の影響度合いを確認することができます。また、影響のあるオブジェクトとして管理者が検出されると、E-Mailなどを使用して管理者に障害を通知することができます。

呼び出し方法

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
  2. [業務管理]ツリーが複数存在する場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択し、[監視ツリーの選択]ダイアログボックスに表示されるツリーの中から業務フォルダを作成するツリーを選択します。
  3. [業務管理]ツリーの中から、業務フォルダを作成する対象のツリーフォルダまたは業務フォルダを選択します。
  4. [オブジェクト]メニューから[業務の作成]を選択します。

    →[業務作成]ダイアログボックスを表示します。

業務作成

  1. [基本情報]タブを選択し、業務フォルダの[表示名]を設定します。
    表示名として半角128文字まで入力できます。
  2. [パッケージ]タブを選択し、業務を構成するパッケージに関する情報を設定します。

    [追加]ボタンをクリックし、パッケージ一覧から、業務に追加するパッケージを選択します。

  3. [ネットワーク]タブを選択し、業務に関係付けるサブネットの情報を設定します。

    [追加]ボタンをクリックし、業務に追加するサブネットを選択します。

  4. [OK]ボタンをクリックし、業務を登録します。

ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。


業務フォルダの階層

業務を階層化するには、ツリー上で業務フォルダを選択した後、[オブジェクト]メニューから[業務の作成]を選択すると、階層化された業務を作成できます。

マップ保存について

業務フォルダに所属する各オブジェクトは、指定した整列方法に従ってマップ上の任意の位置に配置することができます。配置したマップの情報を次回マップ表示時にも有効にするためには、マップの情報を保存する必要があります。

編集機能で変更し、保存したマップの情報は、共通マップとして保存されます。一方、監視機能で変更し、保存したマップの情報は、ログインしている管理者固有のマップとして保存されます。

監視機能では、共通マップ、またはログインしている管理者固有のマップのどちらでも監視することができます。


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