Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 監視システムを構築する> 第11章 ネットワーク/システムを監視する> 11.1 ネットワーク/システムの障害を監視する

11.1.5 メッセージを検索する

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[操作]メニューから[メッセージの検索]を選択します。

    →[メッセージ検索]ウィンドウが表示されます。
    [メッセージ検索]ウィンドウでは、[監視イベント一覧]に表示されないメッセージを含めて、すべてのメッセージを検索することができます。検索結果として、最大、1,000件のメッセージを表示できます。1,000件を超えた場合にはメッセージが表示され、検索開始日時から1,000件分のメッセージが[メッセージ検索]ウィンドウに表示されます。また、メッセージ数が多い、システムの負荷が高いなどの理由により、一定時間内に検索が終了しなかった場合には、時間内に検索されたメッセージだけを表示します。[メッセージ検索]ウィンドウで得られた実行結果は、CSV形式で保存することができます。

    CSVファイルの形式を以下に示します。

    日時,フォルダ,表示名,メッセージ

  2. メッセージ数が多い、システムの負荷が高いなどの理由により、一定時間内に検索が終了しなかった場合に続きのメッセージを表示する場合は、[メッセージ検索]ウィンドウの[次へ]ボタンをクリックします。
    ただし、[条件指定(メッセージ検索)]ダイアログボックスを閉じた場合には、[次へ]ボタンは無効になります。

ここでは、以下の項目について説明します。


メッセージ検索のタイムアウト値を変する

運用管理サーバの以下の定義ファイルを編集することで、タイムアウト値を変更することができます。

定義ファイル:

【UNIXの場合】

/etc/opt/FJSVfwbs/etc/opmconfig2

【Windows(R)の場合】

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpopmgr\etc\opmconfig2

ただし、運用管理サーバでクラスタ運用されている場合は以下になります。

共有ディスク上のSystemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpopmgr\etc\opmconfig2

編集するキー:

キー

内容

初期値

MSGREVWAITTIME

[メッセージ検索]ウィンドウでの検索中断時間(秒) 15 〜 1800

30

例:

MSGREVWAITTIME 30

任意のエディタでMSGREVWAITTIMEの値を編集し、ファイルを上書き保存します。

ただし、この設定は運用管理サーバでのタイムアウト値です。画面での実際のタイムアウト時間は、設定された値よりも多くなる場合があります。画面でのタイムアウト時間の目安は以下のとおりです。

画面でのタイムアウト時間の目安 = 設定された時間+α 〜 設定された時間×2+α

■全オブジェクトのメッセージ検

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[操作]メニューから[メッセージの検索]を選択します。

    →[メッセージ検索]ウィンドウが表示されます。[メッセージ検索]ウィンドウでは、次のように表示されます。

    [日時]:
    メッセージが発生した日時が表示されます。
    [フォルダ]:
    メッセージが発生したノードが所属するフォルダの[表示名]が表示されます。
    [表示名]:
    メッセージが発生したノードの[表示名]が表示されます。
    [メッセージ]:
    メッセージテキストが表示されます。
  2. [メッセージ検索]ウィンドウで[操作]メニューから[条件指定]を選択します。

    →[条件指定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. メッセージの検索条件を入力した後、[実行]ボタンをクリックします。

    →条件に一致するメッセージが[メッセージ検索]ウィンドウに表示されます。

■オブジェクト指定によるメッセージ検

[メッセージ検索]ウィンドウのメッセージは、選択して表示することができます。メッセージ選択の条件として、ノードを指定して検索することができます。

  1. [監視マップ]でノードを右クリックし、ポップアップメニューの[操作]-[メッセージの検索]を選択します。
    または、[操作]メニューから[指定オブジェクト]-[メッセージの検索]を選択します。

    →[メッセージ検索]ウィンドウが表示されます。

  2. [操作]メニューから[条件指定]を選択します。

    →[条件指定]ダイアログボックスを表示します。

  3. メッセージの検索条件を入力した後、[実行]ボタンをクリックします。

    →選択したオブジェクトで発生したメッセージの中から、検索条件に一致するメッセージが[メッセージ検索]ウィンドウに表示されます。

[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]には、対処が必要な重要な監視イベントが出力されます。[未対処]、[保留]または[調査中]のイベントのうち、イベント属性が[一般]、[返答]または[高輝度]の監視イベントが表示されます。

[メッセージ一覧]では、すべてのアラームイベントが表示されます。[Systemwalkerコンソール]で選択しているツリーに所属するノードで発生したメッセージが表示されます。最大、1,000件のメッセージを表示することができます。

■メッセージ検索結果を昇順、降順に並び替える

[メッセージ検索]の検索結果を一覧上で、[日時]、[表示名]などでソートすることができます。

  1. 検索結果一覧の[日時]、[フォルダ]などのヘッダ部をクリックします。

    →クリックした項目の昇順、降順で表示されます。

  2. [操作]メニューの[ソート解除]およびステータスバーの[ソート解除]ボタンをクリックします。

    →ソート前の検索結果表示の状態に戻ります。

メッセージが複数行で表示されている状態でソートした場合、メッセージがバラバラに離れる場合があります。

■メッセージ検索結果を印刷する

メッセージ検索結果を印刷することができます。

  1. [操作]メニューから[印刷ツールの起動]を選択します。

    →メッセージの検索結果がCSV形式で印刷されます。

メッセージの検索結果を印刷するためには、設定ファイル(f1eg_print.ini)に、印刷を行うアプリケーションを登録する必要があります。メッセージ検索結果/リモートコマンド検索結果の印刷定義ファイル(f1eg_print.ini)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


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