Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 監視システムを構築する> 第9章 ネットワーク構成を管理する> 9.2 ノードを管理するための設定を行う

9.2.1 [ノード一覧]ツリーを編集する

[ノード一覧]ツリとは、[Systemwalkerコンソール]で監視するすべてのノードを管理するためのツリーです。運用管理サーバが所属する部門フォルダ(自部門)およびサブネットフォルダは、インストール時に自動的に作成されます。運用管理サーバが所属するサブネット以外のサブネットに所属するノードを追加するためには、[ノード一覧]ツリーにサブネットフォルダを新しく作成し、ノードを所属させる必要があります。また、部門管理サーバを設置して監視する場合には、部門フォルダを追加し、部門管理サーバが管理するサブネットを所属させる必要があります。

この[ノード一覧]ツリーのノード情報を元に、[ノード管理]ツリーや[業務管理]ツリーを作成し、特定のノードの業務を監視します。

[ノード一覧]ツリーは、以下のような構成です。

□ノード一覧ツリー
 |
 +--□部門
 |  |
 |  +---□サブネット----(ノード)
 |
 +--□新ノード
 |
 +--□クラスタ


ここでは、[ノード一覧]ツリーを編集する手順を説明します。


フォルダの並べ替え

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[オブジェクト]メニューから[移動]-[フォルダの並べ替え]を選択します。

    →[フォルダの並べ替え]ダイアログボックスが表示されます。
    フォルダの表示順を変更できます。

部門フォルダを作する

部門管理サーバを設置して監視を行うためには、部門フォルを[ノード一覧]ツリーに追加します。

作成ダイアログボックスの表示方法

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。
  2. [ノード一覧]ツリーの頂点を選択した後、[オブジェクト]メニューから[フォルダの作成]を選択します。

    →[フォルダ作成]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [基本情報]、[サブドメイン]、[アイコン]の各ページで、部門情報を登録します。

ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。


部門管理サーバのインストール

部門フォルダを作成する際に、実際には部門管理サーバでないノードを、部門を管理するノードとして登録することができます。環境構築中は問題ありませんが、このままの状態で運用に入り、ポリシー配付等の操作を行うと、部門管理サーバでないノードに対して部門管理サーバとしてアクセスするためエラーとなります。

運用を開始する前に、部門フォルダに管理サーバとして登録したノードには、必ず部門管理サーバをインストールしてください。

サブネットフォルダを作する

新しくサブネットを追加し、監視の対象にするときには、サブネットフォルを[ノード一覧]ツリーに追加します。同じ名前のサブネットフォルダがツリー上に存在する場合には、サブネットフォルダを作成できません。

作成ダイアログボックスの表示方法

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。
  2. [ノード一覧]ツリーの中から、サブネットフォルダを追加する対象の部門フォルダを選択した後、[オブジェクト]メニューから[フォルダの作成]を選択します。

    →[フォルダ作成]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [基本情報]、[ネットワーク]、[詳細情報]、[アイコン]の各ページで、サブネット情報を登録します。

ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。


DHCP運用の場合

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、フォルダを選択後、[オブジェクト]メニューから[プロパティ]を選択します。

    →[フォルダプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [ネットワーク]タブを選択し、[DHCP]ボタンをクリックします。

    →[DHCP設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. ダイアログボックスの一覧で選択したサブネットのDHCPの範囲を設定することができます。DHCPで割り当てるアドレス範囲、およびDHCPでの割り当てから除外するアドレス範囲を設定できます。
  4. [DHCPの設定を行う]チェックボックスをチェックし、[追加]ボタンをクリックします。

    →[DHCP除外アドレスの設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. DHCPでのアドレス割り当ての対象外とするアドレスを設定します。
DHCPの範囲設定を行うことでDHCPクライアントに対し、ノード状態の監視、ノード状態の表示およびMIB監視が行えるようになります。詳細は、“DHCP環境でノードの変更を監視する”を参照してください。

ノードを登する

作成したサブネットに、ノーを手動で登録する手順について説明します。

作成ダイアログボックスの表示方法

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。
  2. [ノード一覧]ツリーでノードを登録するサブネットを選択した後、[オブジェクト]メニューの[ノードの作成]を選択します。

    →[ノード作成]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [基本情報]、[ネットワーク]、[インタフェース]、[電源制御]、[OS]、[アイコン]、[詳細情報]の各ページで、ノード情報を登録します。

ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

■ノードを自動登録す

ノードを自動的に検出して登録するためには以下の方法があります。

[Systemwalkerコンソール[編集]]上で自動的に検出して登録する方法

  1. サブネットフォルダを選択します。
  2. [検出]メニューから[ノードの検出]を選択します。
  3. ノードを検出するための設定を行い、[OK]をクリックします。

[Systemwalkerコンソール[監視]]上で自動的に検出して登録する方法

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、サブネットフォルダを選択します。
  2. [操作]-[指定オブジェクト]メニューから[ノードの検出(フォルダ)]を選択します。
  3. ノードを検出するための設定を行い、[OK]をクリックします。

または、

  1. [操作]メニューから[ノードの検出]を選択します。
  2. ノードを検出するための設定を行い、[OK]をクリックします。

詳細は、“ノードを検出する”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008