Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 監視システムを構築する> 第7章 監視の運用形態

7.9 運用形態9:インストールレス型エージェントで監視する

Systemwalker Centric Managerでは、インストールレス型エージェントにより、Systemwalker Centric Managerのエージェントを導入していないサーバも監視することができます。

運用管理サーバにSystemwalker Centric Managerをインストールし、運用管理サーバから直接業務サーバを監視します。

◆Systemwalker Centric Managerのエージェントを導入していない業務サーバが60台以上の構成の場合

1台の運用管理サーバで監視する、Systemwalker Centric Managerのエージェントを導入していない業務サーバが60台以上の構成の場合は、部門管理サーバを設置し3階層で監視します。

[ノード一覧]ツリー上で、Systemwalker Centric Managerが導入された業務サーバと同じように、エージェントを導入していない業務サーバを監視する部門管理サーバを配置します。部門管理サーバとエージェントを導入していない業務サーバとの関係を明示する場合は、部門管理サーバごとに論理フォルダを作成し、エージェントを導入していない業務サーバをフォルダ配下に配置してください。

◆WindowsとUNIXの混在環境の場合

運用管理サーバから直接監視する業務サーバが、WindowsとUNIXが混在する場合は、以下のように部門管理サーバを設置し、3階層で監視します。

例1)運用管理サーバがSolaris、業務サーバがLinuxの場合は、直接監視できます。

例2) 運用管理サーバがWindows Server 2008 STD、業務サーバがWindows(R) 2000 Serverの場合は、直接監視できます。

例3)運用管理サーバがWindows、業務サーバがSolarisの場合は、SolarisまたはLinuxの部門管理サーバを設置します。

設定手順は、“インストールレス型エージェントを使用する”を参照してください。

■セキュリティを強化する場合

業務サーバがUNIXシステムの場合、SSH通信により、セキュリティを強化して通信を行うことができます。セキュリティを強化して通信を行う場合は、監視サーバ側(運用管理サーバ/部門管理サーバ)もUNIXシステムとしてください。

セキュリティを考慮してSSHで運用することを推奨します。

 


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