Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 API> 第4章 APIリファレンス

4.43 Mp_StopAction()関数

■機能説明

アクション管理サーバに依頼したアクションを停止します。

■呼び出し形式

  
long Mp_StopAction(unsigned char *AppName,long handle)

■パラメタ

AppName:
停止するアクションを要求した(アクション実行用のAPIに指定した)呼び出し元のアプリケーション名のアドレスを指定します。
handle:
停止するアクションの管理番号(アクション実行用のAPIの復帰値)を指定します。

■参照

以下のアクション管理のAPIを参照してください。

■復帰値

0:
停止処理を行います。
MPACT_NOTACTION:
指定されたアクションは存在しません(すでに終了しています)。

対処は不要です。

MPACT_NOTSTOP:
指定されたアクションは実行中のため、停止できません。
MPACT_NOTACCESS:
停止する権限がありません。

Administrator権限で実行してください。

MPACT_PARAMERR:
パラメタエラーです。

パラメタに誤りがないかを確認してください。

MPACT_NOMEMORY:
メモリ不足です。

ページファイルのサイズを拡張するか、またはメモリを増設してください。

MPACT_NOTMOVE:
アクション管理サーバが起動されていません。

サービス“Systemwalker MpAosfB”が起動されていることを確認してください。

MPACT_COMFAIL:
アクション管理サーバとの通信に失敗しました。

サービス“Systemwalker MpAosfB”、および“Systemwalker MpAosfX”が起動されていることを確認してください。

MPACT_SYSERR:
アクション管理サーバでエラーが発生しました。

イベントログ/syslogに出力されたメッセージを参照してエラーの原因を取り除いた後、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。再現する場合は、保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取した後、技術員に連絡してください。

MPACT_NOTDLL:【Windows】
アクション要求用DLLがロードできません。

アクション管理に必要なファイルf3crhxac.dllが、以下のフォルダにあるかどうかを確認してください。

 Systemwalkerのインストールディレクトリ\mpwalker\bin


ない場合は、Systemwalker Centric Managerを再インストールするか、または保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取した後、技術員に連絡してください。

MPACT_EXCEPT:【Windows】
不当な領域のアドレスが指定されました。

内部論理異常が発生しています。保守情報収集ツールを使用して資料を採取した後、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

■API格納場所

アクション管理のAPIを参照してください。

■使用例

アクション停止APIの使用例を以下に示します。

  
#include "f3crhxac.h"

unsigned char *AppName = "実行API" ;     // アクション実行APIに指定したアプリ名
long handle            = 1 ;             // アクション実行APIの戻り値
long lrc ;

lrc = Mp_StopAction(AppName,handle) ;
if ( lrc != 0 ) {
    /* エラー処理 */
}

/* 正常終了 */

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