Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 API> 第4章 APIリファレンス

4.25 Mp_OpenRemoteCmdLog()関数

■機能説明

Mp_OpenRemoteCmdLog()関数を発行することにより、ロギングされた過去のコマンドデータの読み出しを要求します。

■呼び出し形式

【Windows for Itanium版で64ビットのアプリケーションを作成する場合】

    
#include <mp_opagt_api.h>
HANDLE Mp_OpenRemoteCmdLog( node, NodeID, DatabaseID, first, 
                            last );

char   *node;  /* 読み出しコマンドデータのノード名を指定する */
DWORD  NodeID; /* 0を指定する                                */
DWORD  DatabaseID; /* 0を指定する                            */
time_t first;  /* 読み込みを開始するコマンドの通知時刻を指定 */
               /* する                                       */
time_t last;   /* 読み込みを終了するコマンドの通知時刻を指定 */
               /* する                                       */

【Windows for Itanium版以外の場合】

    
#include <mp_opagt_api.h>
int Mp_OpenRemoteCmdLog( node, NodeID, DatabaseID, first, last );

char   *node;  /* 読み出しコマンドデータのノード名を指定する */
DWORD  NodeID; /* 0を指定する                                */
DWORD  DatabaseID; /* 0を指定する                            */
time_t first;  /* 読み込みを開始するコマンドの通知時刻を指定 */
               /* する                                       */
time_t last;   /* 読み込みを終了するコマンドの通知時刻を指定 */
               /* する                                       */

【UNIX版(Linux for Itanium版を除く)の場合】

  
#include <mp_opagt_api.h>
int Mp_OpenRemoteCmdLog( node, rsv, first, last, files );

char    *node;   /* 読み出しコマンドデータのノード名を指定  */
                 /* する                                    */
char    *rsv;    /* リザーブ領域 NULLを指定する             */
time_t  first;   /* 読み込みを開始するコマンドの通知時刻を  */
                 /* 指定する                                */
time_t  last;    /* 読み込みを終了するコマンドの通知時刻を  */
                 /* 指定する                                */
char    **files; /* リザーブ領域 NULLを指定する             */

【Linux for Itanium版】

    
#include <mp_opagt_api.h>
long Mp_OpenRemoteCmdLog( node, rsv, first, last, files );

char    *node;   /* 読み出しコマンドデータのノード名を指定  */
                 /* する                                    */
char    *rsv;    /* リザーブ領域 NULLを指定する             */
time_t  first;   /* 読み込みを開始するコマンドの通知時刻を  */
                 /* 指定する                                */
time_t  last;    /* 読み込みを終了するコマンドの通知時刻を  */
                 /* 指定する                                */
char    **files; /* リザーブ領域 NULLを指定する             */

■パラメタ

node:
読み出すコマンドデータのノード名を128バイト以内で指定します。
自システムに関するコマンドデータ(自システムへのコマンド要求、および自システムからのコマンド応答)だけを要求する場合には、OWNNODEを指定してください。
ロギングされているすべてのコマンドデータを要求する場合には、ALLNODEを指定してください。
first:
読み込みを開始するコマンドの通知時刻を指定します。(システム監視エージェントサービスが、コマンドログファイルに格納した日時を、time_t型で指定します。 )
last:
読み込みを終了するコマンドの通知時刻を指定します。(システム監視エージェントサービスが、コマンドログファイルに格納した日時を、time_t型で指定します。 )

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows版】

【UNIX版】

■復帰値

正の値:
正常終了。コマンドデータを読み出すためのファイル識別子
0:
異常終了。異常終了した場合の詳細なエラーコードは、以下の方法で取得/参照してください。
【Windows版】
GetLastError()で取得してください。
【UNIX版】
エラーコードは、errnoに設定されます。
errnoには、システムのエラーコード(/usr/include/sys/errno.hに定義)、または/opt/systemwalker/include/mp_operr_api.hに定義されている値が設定されます。

■API格納場所

リモートコマンドのAPI”を参照してください。


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