Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3部 セキュリティを強化するにはSystemwalkerの設定をどのようにしたらよいか> 第11章 サーバへのアクセスを制御する【Linux版】> 11.1 サーバアクセス制御機能を設定する【Linux版】> 11.1.2 ポリシーを作成・配付する【Linux版】

[EE/GEE]
11.1.2.4 スタンダードモードをカスタムモードに変更する【Linux版】

スタンダードモードをカスタムモードに変更する手順を説明します。

なお、カスタムモードへ変更したスタンダードモードの内容は、スタンダードモードには戻せません。

ポリシーの変更は、セキュリティ管理者が行います。

  1. [サーバアクセス制御]画面の[表示]メニューで[カスタムモード]を選択します。
  2. [サーバアクセス制御]画面の右側のフレームで、変更する項目を選択します。
  3. [ルール]メニューの[カスタムモードへの展開]を選択します。

    →カスタムモードに展開されます。

スタンダードモードで設定したポリシーをカスタムモードへ移行した場合、カスタムモードでは[スタンダードモード(基本設定での制御対象名)]と表示され、背景はピンク色となります。

例:スタンダードモードの「コンソールログイン」をカスタムモードに変更した場合、カスタムモードでは[スタンダードモード(コンソールログイン)]と表示されます。

以下にスタンダードモードをカスタムモードに変更した場合に、設定される内容を示します。

スタンダードモード項目名

変更後のカスタムモードの内容

コンソールログイン

スタンダードモードと同等です。

一般ルールと優先ルールに分割されます。[許可][拒否]の設定がされていない場合、優先ルールは作成されません。

ネットワークを経由した接続

カスタムモードの「ネットワーク制御」に対して、以下の一般ルールが作成されます。

  • PORT : 20 & 21 (tcp) (ftp向け)
  • PORT : 22 (tcp) (ssh向け)
  • PORT : 23 (tcp) (telnet向け)
  • 個別にクライアントIPが追加されている場合は、優先ルールに追加されます。

suコマンドの抑止

カスタムモードの「プロセス制御」に対して、以下の一般ルールが作成されます。

  • 対象プログラム : /bin/su
  • 個別にユーザやグループが追加されている場合は、優先ルールに追加されます。

一般ルールと優先ルールについては、“アクセス制御”を参照してください。


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