Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 セキュリティを強化するにはどのような運用をしたらよいか> 第6章 システムのセキュリティを点検するには

6.2 監査ログを分析する

システムが運用ルールに従って問題なく運用されていることを確認・証明するためには、システム運用全体の詳細な分析が必要です。システム全体の運用状態を確認するためには、システム上に存在する監査ログを収集・分析する必要があります。

監査ログを分析することにより、システム運用の正当性を証明することができ、また、問題発生時の原因究明やその後の対策を実施できます。

◆監査ログを分析する際の問題点

監査ログを分析するには、さまざまなフォーマットの監査ログを調査・分析する必要があります。

監査ログはさまざまなフォーマットがあるため、監査ログを調査するには非常に手間がかかります。

◆Systemwalker Centric Managerが提供するソリューション

Systemwalker Centric Managerでは、監査ログを分析するために、以下の機能を提供しています。

■運用形態

監査ログ分析機能を使用する場合の運用形態について説明します。

監査ログ分析機能は、Systemwalker Centric Manager の運用管理サーバおよび運用管理クライアントにインストールします。監査ログの集計・分析は、運用管理サーバで行います。検索・集計の対象とする監査ログは、監査ログ管理機能により運用管理サーバに収集された監査ログです。

Systemwalker Centric Managerで提供するテンプレートの中で、以下について監査ログをどう活用すればよいかを、運用面から説明します。

それぞれの運用にそった具体的な監査ログの集計・検索方法については、第2部および第3部で説明します。機能の説明や設定手順の詳細は、第10章で説明します。


下へ6.2.1 root権限での操作を点検する
下へ6.2.2 Systemwalkerコンソールでの操作を点検する
下へ6.2.3 サーバでの操作を点検する
下へ6.2.4 サーバの自動運転運用を点検する

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