Systemwalker Centric Manager 高信頼化適用ガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 高信頼化について

1.4 クラスタの用語

クラスタに関して、Systemwalker Centric Managerのマニュアル上で使用する用語を以下に示します。

資源

説明

クラスタソフトウェア

クラスタシステムを実現するためのソフトウェア。

(例:PRIMECLUSTER、MSCS、Microsoft(R) Fail Over Clustering、Sun Cluster)

クラスタシステム

複数のコンピュータを相互に接続して、1台のコンピュータがダウンしても、業務/処理が継続できる高信頼システム。

クラスタサービス

クラスタソフトウェアが管理する資源グループの単位。

グループ内の資源をクラスタソフトウェアが管理し、異常時には切り替えを行う単位となります。

クラスタアプリケーション

クラスタサービスに登録して、運用系で動作するアプリケーション。

運用系

Systemwalker Centric Managerのクラスタサービスが稼働しているノード。

待機系

Systemwalker Centric Managerのクラスタサービスが稼働していないノード。運用系のSystemwalker Centric Managerがダウンした時に運用系となり稼働します。

プライマリノード

導入時に運用系のノード。

セカンダリノード

導入時に待機系のノード。

クラスタリソース

クラスタサービスを構成する個々の資源。(論理IPアドレス、共有ディスクなど)

論理IPアドレス

クラスタサービスに登録した論理的なネットワークIPアドレス。常に運用系にアクセスできるIPアドレスです。

物理IPアドレス

クラスタシステムを構成するノードに設定したネットワークIPアドレス。それぞれのノードに割り当てます。

共有ディスク

クラスタサービスに登録して、運用系からだけアクセスできるディスク。

ローカルディスク

ノードごとのディスク。

ローカルリソース

クラスタサービスに登録していない資源。

クラスタフォルダ

Systemwalkerコンソールのノード一覧に表示される[クラスタ]ツリー配下のフォルダをクラスタフォルダと呼びます。

クラスタ名

クラスタソフトウェアをインストールするときに、設定するクラスタシステムの名称です。

運用形態名

クラスタシステムの状態を表示する監視マップ上のラベルです。クラスタシステムの状態を表示するため、ユーザが任意の文字列を設定できます。

シングル環境

クラスタシステムを使用しないで、Systemwalker Centric Managerを運用している環境。

 


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