Systemwalker Centric Manager 使用手引書 ソフトウェア修正管理機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第5章 修正状況を確認する> 5.1 修正の適用状況を更新する> 5.1.2 最新修正情報を取得する

5.1.2.1 最新修正情報を取得する(GUI操作の場合)

[ソフトウェア修正管理]画面の操作で、最新修正情報を取得する手順について説明します。

インターネット接続端末から最新修正情報を取得する

専用のインターネット接続端末を使用する場合、アップデートサイトと通信するために運用管理クライアントで情報を移出し、移出した情報をインターネット接続端末へ転送する必要があります。

運用管理クライアントでの移出操作

  1. [ソフトウェア修正管理]画面を起動します。

    以下のどれかの権限をもつユーザで起動します。

  2. [ソフトウェア修正管理]画面でインターネット接続端末用に情報を出力するために、[ファイル]メニューの[インターネット接続端末用に情報を出力]を選択します。

    以下の操作でも、インターネット接続端末用に情報を出力することができます。

    1. [操作]メニューの修正適用状況の更新]を選択します。

    2. 表示される[修正適用状況の更新]画面で[最新修正情報の取得]チェックボックスをONにし、[インターネット接続端末用の情報を出力する]を選択します。

      [修正適用情報の更新]チェックボックスが無効になり、[次へ]ボタンが[実行]ボタンに変わります。[実行]ボタンをクリックします。

  3. 出力するフォルダを選択するダイアログが表示されます。フォルダを選択して[OK]ボタンをクリックします。

    出力先フォルダとして、UNC形式(\\サーバ名\xxx など)は指定できません。ネットワーク経由で別のコンピュータに出力したい場合は、[ネットワークドライブの割り当て]でネットワークドライブにドライブ文字を割り当てた状態で実施してください。

  4. [インターネット接続端末 パスワードの設定]画面が表示されますので、移出用のパスワードを入力します。

    パスワードとして指定できる文字は半角英数字と半角記号で32文字までです。全角文字を指定することはできません。ここで設定したパスワードは[ソフトウェア修正管理 - インターネット接続端末]画面の起動時に確認されます。

インターネット接続端末用に情報の出力が完了すると、[ソフトウェア修正管理]画面は[閲覧]モードになり、修正のダウンロードや修正適用状況の更新等の処理はできなくなります。

インターネット接続用端末で最新修正情報の取得、ダウンロードの操作が完了した後、運用管理クライアントの[ソフトウェア修正管理]画面で、[ファイル]メニューの[修正情報をサーバに登録]を選択してください。インターネット接続端末用に出力した情報を無効にする場合は、[ファイル]メニューの[閲覧モードの解除]を選択してください。

移出データの転送

運用管理クライアント上で指定した移出ディレクトリにあるファイルをすべて、インターネット接続端末に転送します。

インターネット接続端末での操作

  1. 運用管理クライアントで移出した情報を、インターネット接続端末上の任意のフォルダ(作業フォルダ)にコピーします。
  2. インターネット接続端末で、コピーしたフォルダ内の以下のコマンドを実行します。この操作は、Administrator 権限のあるユーザが実施してください

    Cmsesoft.exe

  3. 起動パスワードを問い合わせる画面が表示されます。

    入力するパスワードは、[ソフトウェア修正管理]画面でインターネット接続端末用に情報を出力した際に指定したパスワードと同じものです。

  4. [ソフトウェア修正管理 - インターネット接続端末]画面で、[機能選択]の[最新修正情報の取得]を選択します。

  5. [対象先の選択]で対象先のサーバやグループを選択し、[実行]ボタンをクリックします。

    インターネット経由でUpdateSiteへの接続が行われ、指定したサーバに対応する最新修正情報が取得されます。

    処理が終了すると元の画面に戻ります。

[ソフトウェア修正管理 - インターネット接続端末]画面を起動した後、UpdateSite認証を行っていない場合は、UpdateSite認証のため、ユーザID、パスワードを設定する必要があります。
UpdateSiteの認証時、以下の画面が表示されます。
この画面は、UpdateSiteへの初回接続時に表示されます。ここで入力した情報は、[ソフトウェア修正管理 - インターネット接続端末]画面終了時まで有効です。
なお、UpdateSite が存在しない場合や接続に失敗した場合は、エラーメッセージが表示されます。

運用管理クライアント・運用管理サーバへの移入

運用管理クライアント上で移入操作を行い、インターネットに接続している端末から転送されたデータを運用管理サーバへ移入する必要があります。移入操作については、“最新修正情報を反映する(GUI操作の場合)”を参照してください。

■運用管理クライアントからUpdateSiteに接続し最新修正情報を取得する

運用管理クライアントをインターネット接続端末として使用する場合の操作手順について説明します。

この操作は、Administrator 権限のあるユーザが実施してください。

Administrator権限を持たないユーザの場合は、“インターネット接続端末から最新修正情報を取得する”を参照してください。

  1. [ソフトウェア修正管理]画面を起動します。
  2. [ソフトウェア修正管理]画面でインターネット接続端末用に情報を出力するために、[ファイル]メニューの[インターネット接続端末用に情報を出力]を選択します。

    以下の手順でも、インターネット接続端末用に情報を出力することができます。

    1. [操作]メニューの[修正適用状況の更新]を選択します。

    2. 表示される[修正適用状況の更新]画面で[最新修正情報の取得]チェックボックスをONにし、[インターネット接続端末用の情報を出力する]を選択します。

      [修正適用情報の更新]チェックボックスが無効になり、[次へ]ボタンが[実行]ボタンに変わります。[実行]ボタンをクリックします。

  3. [ソフトウェア修正管理 - インターネット接続端末]画面が起動されます。

    このとき[ソフトウェア修正管理]画面は閲覧モードになり、修正の配付や修正適用状況の更新等の処理はできなくなります。

  4. [ソフトウェア修正管理 - インターネット接続端末]画面で、[機能選択]の[最新修正情報の取得]を選択します。
  5. [対象先の選択]で対象先のサーバやグループを選択し、[実行]ボタンをクリックします。

    インターネット経由でUpdateSiteへの接続が行われ、指定したサーバに対応する最新修正情報が取得されます。

    処理が終了すると元の画面に戻ります。

    再度[ソフトウェア修正管理 - インターネット接続端末]画面を起動する場合は、[ソフトウェア修正管理]画面のメニューで[ツール]-[インターネット接続端末GUI]を選択してください。

運用管理サーバへの移入

運用管理クライアント上で移入操作を行い、インターネットに接続している端末から転送されたデータを運用管理サーバへ移入する必要があります。移入操作については、“最新修正情報を反映する(GUI操作の場合)”を参照してください。


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