Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 ファイルの形式> 2.4 構成情報> 2.4.3 インベントリ情報CSVファイル

2.4.3.1 ハードウェア情報・ユーザ情報

■ファイル名

hard_base.csv

■使用用途

資源配付スケジューリング機能を用いて、運用管理サーバに通知されたインベントリ情報を、CSV形式でファイルに格納できます。インベントリ情報は、ドメイン単位にハードウェア、ソフトウェア、レジストリ、テキスト情報に分けて格納され、本ファイルにはハードウェア情報が格納されます。

これらのファイルは、インベントリ情報が通知された時点で、最新の情報に更新されます。

■格納場所

Windows
UNIX

DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\

■ファイル形式

次の表に示す項目名は、上位に示した値は左から並びます。各項目は“, (カンマ)”で区切ります。

各項目の値が最大値に満たない場合は、残りのフィールドには空白が入ります。ただし、各項目の最大値が不定の場合、空白は入りません。

ユーザ情報の項目名と値は、クライアントおよびサーバで設定、変更することが可能です。

以下に、配付インベントリ情報の格納ファイル形式を示します。

項目名

長さ(バイト)

値の形式

備考

文字コード

7

SJISまたはEUC

デフォルトSJIS

レコード種別

3

ivh

 

通知受信タイムスタンプ

19

YYYY/MM/DD hh:mm:ss

 

システム名

128

 

システム種別

4

SERVまたはCL

 

システムのコメント

30

""で囲む

ノード名

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

BIOSバージョン

不定

""で囲む

CPU種別

不定

""で囲む

物理メモリ量

不定

単位KB

ビデオ種別

不定

""で囲む

DOSバージョン

不定

""で囲む

OSバージョン

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

CD-ROMドライブ

不定

""で囲む
ドライブタイプがCD-ROMのドライブ名

固定ドライブ

不定

""で囲む
ドライブタイプがハードディスクのドライブ名

ネットワークドライブ

不定

""で囲む
ドライブタイプがネットワークのドライブ名

Aドライブ総容量

不定

単位B

不定

Zドライブ総容量

不定

単位B

全ドライブ総容量

不定

単位B
ドライブタイプがハードディスクの容量の総和

Aドライブ空き容量

不定

単位B

不定

Zドライブ空き容量

不定

単位B

全ドライブ空き容量

不定

単位B
ドライブタイプがハードディスクの空き容量の総和

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

ノード番号

不定

""で囲む
16進(MACアドレス)

リザーブ

不定

で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

ホスト名

不定

""で囲む

IPアドレス

不定

""で囲む

ユーザ情報1の項目名

不定

""で囲む

ユーザ情報1の値

不定

""で囲む

不定

ユーザ情報10の項目名

不定

""で囲む

ユーザ情報10の値

不定

""で囲む

マシン属性

不定

""で囲む

CPUの数

不定

 

画面解像度

不定

""で囲む

ネットワークカード

不定

""で囲む

サブネットマスク

不定

""で囲む

デフォルトゲートウェイ

不定

""で囲む

リムーバブルドライブ

不定

""で囲む
ドライブタイプがリムーバブルのドライブ名

フロッピードライブ

不定

""で囲む
ドライブタイプがフロッピーディスクのドライブ名

コンピュータ名

16

""で囲む

ドメイン名

24

""で囲む

ワークグループ名

24

""で囲む

DNSサーバ名

255

""で囲む

ログイン名

16

""で囲む

OSビルド番号

16

""で囲む

サービスパック

128

""で囲む

クロック数

不定

 

CPU詳細

64

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

 

リザーブ

不定

 

リザーブ

不定

 

リザーブ

不定

 

リザーブ

不定

 

リザーブ

不定

 

リザーブ

不定

 

リザーブ

12

""で囲む

リザーブ

12

""で囲む

リザーブ

8

""で囲む

リザーブ

8

""で囲む

キーボードタイプ名

不定

""で囲む

インストール言語

不定

 

マウスタイプ名

不定

""で囲む

マウスボタン数

不定

 

OSの登録者

不定

""で囲む

OSの登録組織名

不定

""で囲む

OSのプロダクトID

不定

""で囲む

Windowsディレクトリ名

不定

 

""で囲む

システムディレクトリ名

不定

""で囲む

色数

不定

 

スクリーンセーバ

不定

""で囲む

プリンタ情報

不定

""で囲む(注1)

ネットワーク情報

不定

""で囲む(注2)

ファイルシステム

不定

""で囲む(注3)

ファイルシステム種別

不定

""で囲む(注3)

マウントポイント

不定

""で囲む(注3)

パーティションの容量

不定

""で囲む(注4)

パーティションの空き容量

不定

""で囲む(注4)

リザーブ

不定

""で囲む(注3)

マルチベンダ名

不定

""で囲む

マシンモデル

不定

""で囲む

マシンシリアル

不定

""で囲む

1次キャッシュ

不定

 

2次キャッシュ

不定

 

スワップサイズ

不定

 

CD-ROM装置名

不定

 

画面リフレッシュレート

不定

 

モニター名

不定

""で囲む

ドライブ情報_A?ドライブ情報_Z

不定

""で囲む

DHCPサーバ名

不定

""で囲む

DNSサーバ名2

不定

""で囲む

メモリデバイスロケータ

不定

""で囲む(注3)

メモリサイズ

不定

""で囲む(注4)

リザーブ

不定

""で囲む

リザーブ

不定

""で囲む

ディスクベンダ名

不定

""で囲む

ディスクモデル

不定

""で囲む

ディスク容量

不定

""で囲む(注4)

ディスクIF

不定

""で囲む

ディスク説明

不定

""で囲む

CPU種別:プロセッサの種類
ビデオ種別:モニタータイプ、ビデオカードタイプ、ビデオカードメモリ容量
SJIS:シフトJISコード
EUC:UNIX EUCコード
ivh:ハードウェア情報とユーザ情報レコード
YYYY:西暦4桁
MM:月
DD:日
hh:時
mm:分
ss:秒
SERV:サーバ
CL:クライアント

注1)
定義されているプリンタごとに“, (カンマ)”で区切り、プリンタ名:プリンタ種別として出力します。
注2)
定義されているネットワークドライブごとに“, (カンマ)”で区切り、ネットワークパス名:ネットワークプロバイダ名:ドライブ名として出力します。
注3)
複数定義されている場合は“, (カンマ)”で区切ります。
注4)
複数定義されている場合は空白で区切ります。

■参照

drmscsv(CSV情報(資源の配付・適用状況/インベントリ)の変更/データベース登録コマンド)
ソフトウェア情報
テキスト情報

■注意事項

【Windows版】

分類

項目名

資源配付機能を使用したインベントリ収集

インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集

備考

3.1

95

98

Me

NT3.51

NT4.0

2000

XP

2003

x64

Vista

2008

IPF

NT4.0

2000

XP

2003

x64

Vista

2008

IPF

基本情報

マシン属性(48)

98、Meでは獲得できない場合がある。
(注7)

BIOSバージョン(64)

NEC PC-98シリーズで3.1の場合は、獲得できない。
98、Meでは95からのアップグレードならば獲得できる。
x64、Vista、2008では獲得できない場合がある。
(注7)

コンピュータ名(16)

×

(注3)
(注7)

ドメイン名(24)

×

ドメインの設定がされていない場合はワークグループ名を獲得。
(注3)
(注7)

ログイン名(16)

×

(注3)
(注7)

DNSサーバ名(255)
(注2)

×

(注3)

CPU名(24)

(注7)

クロック数(int)

×

Pentium以上の時獲得可能。
(注7)

CPU数(int)

3.1ではCPUが複数あっても「1」となる。
論理CPU数を収集する。
(注7)

CPU詳細(64)

 

メモリサイズ(int)

(注7)

スワップファイルサイズ(int)

×

(注7)

キーボードタイプ名(255)

×

(注3)
(注7)

インストール言語(255)

×

 

マウスタイプ名(255)

×

(注3)
(注7)

マウスボタン数(int)

×

(注7)

マシンベンダ名(255)

(注3)
(注7)

マシンモデル(255)

(注3)
(注7)

マシンシリアル番号(96)

(注7)

1次キャッシュ・2次キャッシュ(int)

(注5)
(注7)

ユーザ情報
(注3)

項目1〜10(64)

10個設定可能。

内容1〜10(64)

10個設定可能。

OS情報

OS(64)

 

OSビルド番号(16)

×

 

サービスパック(128)

×

95、98の場合は、「A」「B」のようにアルファベット一文字で表示される。
NT3.51、NT4.0、2000、XP、2003の場合は、「ServicePack X」のように表示される。
(注4)

DOSバージョン(8)

 

ユーザ名(32)

×

Vista、Vista 64bit版の場合、OSインストール時に最初に作成したユーザ名を収集する。
(注3)

会社名(32)

×

(注3)

OSのプロダクトID(32)

×

 

Windowsディレクトリ名(255)

×

Linux for Itanium版 EE のUTF-8環境の場合、インベントリ情報検索をすると項目名は以下のように表示される。
「Windowsディレク…」

システムディレクトリ名(255)

×

 

ディスプレイ情報

画面解像度(16)

(注7)

ビデオアダプタ(64)

(注7)

ビデオメモリサイズ(int)

×

×

×

×

(注7)

色数(24)

(注7)

スクリーンセーバ(255)

×

x64、IPFでは64bitスクリーンセーバを収集できない。
(注3)

モニタ名(255)

(注3)
(注7)

画面リフレッシュレート(int)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

(注7)

ドライブ情報
(注1)
(注7)

ドライブ名(64)

 

ドライブタイプ(24)

(注3)

容量(int)

(注6)

空き容量(int)

(注6)

ボリュームラベル(64)

×

(注3)

ファイルシステム種別(16)

×

 

CD-ROM情報

装置名(255)

(注3)
(注7)

ディスク情報

ベンダ名(255) (注3)

・ベンダ名・モデル名・ディスク容量・ディスクIFは、NT4.0,2000ではAdministrator権限がないと獲得できない。
・ディスク容量のみ
(注6)
(注7)

モデル名(255) (注3)

ディスク容量(int)

ディスクIF(255)

説明(255) (注3)

ファイルシステム情報

ファイルシステム(255)

 

ファイルシステム種別(16)

 

マウントポイント(255)

 

容量(int)

 

空き容量(int)

 

メモリ情報

デバイスロケータ(32)

(注7)

サイズ(int)

(注7)

ネットワークカード情報
(注7)

ネットワークカード(64)

×

複数獲得可能。
複数枚のネットワークカードをグルーピングしている場合は論理名が獲得される。

MACアドレス(36)

3.1以外は複数獲得可能。
3.1では、NetWareが導入されていて、かつDRMS連携の場合だけ獲得可能。

TCP/IP情報
(注7)

ホスト名(255)
(注2)
(注3)

3.1以外は複数獲得可能。

IPアドレス(16)
(注2)

サブネットマスク(16)
(注2)

×

デフォルトゲートウェイ(16)
(注2)

×

DHCPサーバ(16)
(注2)

DNSサーバ(255)
(注2)

×

ネットワーク共有情報

ネットワークパス名(255)

×

(注3)

ネットワークプロバイダ名(255)

×

 

ドライブ名(64)

×

 

プリンタ情報

プリンタ名(255)

×

(注3)
(注7)

プリンタ種別(24)

×

(注7)

ソフトウェア情報

製品名(64)

(注3)
(注7)

バージョン(16)

ソフトウェア辞書による検索の場合だけ収集可能。

ファイル名(255) (注3)

ファイル更新日時(24)

製品情報

製品名(255)

(注3)

パッケージ名(10)

 

バージョン(48)

 

インストール先(255)

 

ベンダ名(255)

 

更新日時(24)

 

○:採取できる

△:機種によっては、採取できない場合がある

×:採取できない

●:WMI収集で採取できる

▲:WMI収集で採取できるが、機種によっては採取できない場合がある

−:採取しない、または該当情報なし

項目名の後ろに付加されたカッコ内の数字および文字は、項目ごとに収集可能な最大値を示します。

数字:文字列として収集される項目の最大バイト数

int:数値として収集される項目であり、0〜2147483647まで管理可能

注1)
運用管理サーバ、部門管理サーバおよび業務サーバで資源配付機能のインベントリ情報を収集した場合、ネットワークドライブのドライブ容量とドライブ空き容量は収集されません。
注2)
Windows(R) 95、Windows(R) 98、Windows(R) Meクライアントで、かつDHCP運用している場合は、デフォルトゲートウェイの情報は収集されません。

Windows(R) XP、Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE、Windows VistaでTCP/IP代替アドレスの設定がされている場合は、DHCPサーバで割り振られたTCP/IPの値を収集します。DHCPサーバが存在しない場合には、自動プライベートIPアドレス、またはユーザ構成で設定されているTCP/IPの値を収集します。

Windows(R) 95、Windows(R) 98、Windows(R) Meクライアントで、TCP/IP情報が複数定義されている場合、DHCP、ダイヤルアップネットワークなど、IPアドレスが動的に割り当てられる運用の場合、TCP/IP情報は一つだけ収集されます。なお、このときデフォルトゲートウェイの情報は収集されません。

Windows(R) 95、Windows(R) 98、Windows(R) Meクライアントで、ネットワークアダプタが複数設定されている場合、ネットワークアダプタの情報(ネットワークカード、MACアドレス)はリポジトリに登録されません。このため、[Systemwalkerコンソール]の[ノードプロパティ]の[インタフェース]情報で、インタフェース名とMACアドレスは表示されません。

同じクライアントに対して、インベントリ収集とシステム監視で獲得するホスト名が異なるとリポジトリ内の情報に矛盾が生じてしまいます。このため、クライアントPCにおいて、インベントリ収集でホスト名を獲得する際は、システム監視がインストール済みかチェックし、インストール済みであればシステム監視が提供するAPIでホスト名の獲得を行います。

Windows NT(R) 4.0、Windows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE、Windows Vistaでは、DHCP運用している場合にDHCPサーバを獲得します。Windows(R) 95、Windows(R) 98、Windows(R) Meでは、DHCP運用していない場合でも、過去に一度でもDHCP運用して、IPアドレスが割り振られた場合にDHCPサーバを獲得します。

Windows(R) 95、Windows(R) 98、Windows(R) Me、Windows NT(R) 4.0では、DHCP運用している場合は、DHCPサーバから取得したDNSサーバの情報は収集されません。

注3)
運用管理サーバがUTF-8環境の場合、インベントリ情報表示およびインベントリ情報検索に表示される項目の文字列がすべて表示されない場合があります。
注4)
Windows Server 2003 STD R2/Windows Server 2003 DTC R2/Windows Server 2003 EE R2、Windows Server 2003 STD(x64) R2/Windows Server 2003 DTC(x64) R2/Windows Server 2003 EE(x64) R2 の場合、サービスパックに“R2”を付加します。
例)"Service Pack 1, R2"
注5)
VMware(R)では1次キャッシュ・2次キャッシュは収集できません。
注6)
ディスクおよびファイルシステムのインベントリ情報を収集する場合、収集できるインベントリ情報の上限は 2147483647KB です。2.0TB以上の場合、一律 2147483647KB とみなします。
注7)
インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合は、資源配付機能を使用したインベントリ収集と比べて、以下の項目のインベントリ収集結果が若干異なる場合があります。

以下の分類・項目では、インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合に、情報を収集できない場合があります。

以下の分類・項目では、IPFのインストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合に、情報を収集できない場合があります。

【Solaris版】

分類 項目名 資源配付機能を使用したインベントリ収集 インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集 備考
基本情報 マシン属性(48)  
BIOSバージョン(64)  
コンピュータ名(16) Solarisの場合はホスト名
(注2)
ドメイン名(24)  
ログイン名(16)  
DNSサーバ名(255) (注2)
CPU名(24)  
クロック数(int) (注3)
CPU数(int) (注3)
CPU詳細(64) (注3)
メモリサイズ(int) (注3)
スワップファイルサイズ(int)  
キーボードタイプ名(255)  
インストール言語(255)  
マウスタイプ名(255)  
マウスボタン数(int)  
マシンベンダ名(255)  
マシンモデル(255)  
マシンシリアル番号(96)  
1次キャッシュ・2次キャッシュ(int)  
ユーザ情報 項目1〜10(64) × 10個設定可能
(注2) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、収集されない。
内容1〜10(64) × 10個設定可能
インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、収集されない。
OS情報 OS(64)  
OSビルド番号(16)  
サービスパック(128)  
DOSバージョン(8)  
ユーザ名(32)  
会社名(32)  
OSプロダクトID(32)  
Windowsディレクトリ名(255)  
システムディレクトリ名(255)  
ディスプレイ情報 画面解像度(16)  
ビデオアダプタ(64)  
ビデオメモリサイズ(int)  
色数(24)  
スクリーンセーバ(255)  
モニター名(255)  
画面リフレッシュレート(int)  
ドライブ情報 ドライブ名(64)  
ドライブタイプ(24)  
容量(int)  
空き容量(int)  
ボリュームラベル(64)  
ファイルシステム種別(16)  
CD-ROM情報 装置名(255)  
ディスク情報 ベンダ名(255)  
モデル名(255)  
ディスク容量(int)  
ディスクIF(255)  
説明(255)  
ファイルシステム情報 ファイルシステム(255) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
ファイルシステム種別(16) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
マウントポイント(255) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
容量(int) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
(注4)
空き容量(int) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
(注4)
メモリ情報 デバイスロケータ(32)  
サイズ(int)  
ネットワークカード情報 ネットワークカード(64)  
MACアドレス(36)  
TCP/IP情報 ホスト名(255) (注1)(注2)
IPアドレス(16) (注1)
サブネットマスク(16) (注1)
デフォルトゲートウェイ(16) (注1)
DHCPサーバ(16)  
DNSサーバ(255)  
ネットワーク共有情報 ネットワークパス名(255)  
ネットワークプロバイダ名(255)  
ドライブ名(64)  
プリンタ情報 プリンタ名(255)  
プリンタ種別(24)  
ソフトウェア情報 製品名(64)  
バージョン(16)  
ファイル名(255)  
ファイル更新日時(24)  
製品情報 製品名(255) (注2)
パッケージ名(10)  
バージョン(48)  
インストール先(255)  
ベンダ名(255)  
更新日時(24)  

○:採取できる

○(※):採取できる(軽微な制限あり)

△:制限あり

×:採取できない

−:採取しない、または該当情報なし

項目名の後ろに付加されたカッコ内の数字および文字は、項目ごとに収集可能な最大値を示します。

数字:文字列として収集される項目の最大バイト数

int:数値として収集される項目であり、0から2147483647まで管理可能

注1)
運用管理サーバ、部門管理サーバ、および業務サーバで複数のネットワークカードを使用している場合、代表インタフェース以外のネットワークカードの情報は収集されません。
注2)
運用管理サーバがUTF-8環境の場合、インベントリ情報表示およびインベントリ情報検索で、その項目の文字列のすべては表示されない場合があります。
注3)
Solaris 10のZone機能を使用して作成したNon-global Zoneに業務サーバをインストールした場合、以下に示す項目についてはインベントリ収集を実行しても採取されず、インベントリ情報の表示を行っても表示されません。
注4)
ディスクおよびファイルシステムのインベントリ情報を収集する場合、収集できるインベントリ情報の上限は2147483647KBです。2.0TB以上の場合、一律2147483647KBとみなします。

【Linux版】

分類 項目名 Linux Linux for Itanium 備考
資源配付機能を使用したインベントリ収集 インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集 資源配付機能を使用したインベントリ収集 インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集
基本情報 マシン属性(48)  
BIOSバージョン(64)  
コンピュータ名(16) Linuxの場合はホスト名
(注2)
ドメイン名(24)  
ログイン名(16)  
DNSサーバ名(255) (注2)
CPU名(24) ○(※) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、資源配付機能を使用したインベントリ収集と比べて若干異なる場合がある。
クロック数(int) ○(※) ○(※) Pentium以上の時獲得可能。
インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、資源配付機能を使用したインベントリ収集と比べて若干異なる場合がある。
CPU数(int)  
CPU詳細(64) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、資源配付機能を使用したインベントリ収集と比べて若干異なる場合がある。
メモリサイズ(int)  
スワップファイルサイズ(int)  
キーボードタイプ名(255)  
インストール言語(255)  
マウスタイプ名(255)  
マウスボタン数(int)  
マシンベンダ名(255)  
マシンモデル(255)  
マシンシリアル番号(96)  
1次キャッシュ・2次キャッシュ(int)  
ユーザ情報
(注2)
項目1〜10(64) × × 10個設定可能。
Linuxでは、機種依存文字(囲み英数字やギリシャ数字など)の指定は不可。
インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合は収集されない。
内容1〜10(64) × × 10個設定可能。
Linuxでは、機種依存文字(囲み英数字やギリシャ数字など)の指定は不可。
インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合は収集されない。
OS情報 OS(64)  
OSビルド番号(16)  
サービスパック(128)  
DOSバージョン(8)  
ユーザ名(32)  
会社名(32)  
OSプロダクトID(32)  
Windowsディレクトリ名(255)  
システムディレクトリ名(255)  
ディスプレイ情報 画面解像度(16)  
ビデオアダプタ(64)  
ビデオメモリサイズ(int)  
色数(24)  
スクリーンセーバ(255)  
モニター名(255)  
画面リフレッシュレート(int)  
ドライブ情報 ドライブ名(64)  
ドライブタイプ(24)  
容量(int)  
空き容量(int)  
ボリュームラベル(64)  
ファイルシステム種別(16)  
CD-ROM情報 装置名(255)  
ディスク情報 ベンダ名(255)  
モデル名(255)  
ディスク容量(int)  
ディスクIF(255)  
説明(255)  
ファイルシステム情報 ファイルシステム(255) ○(※) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
ファイルシステム種別(16) ○(※) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
マウントポイント(255) ○(※) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
容量(int) ○(※) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
(注3)
空き容量(int) ○(※) ○(※) インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集の場合、ネットワークマウントの情報は収集されない。
(注3)
メモリ情報 デバイスロケータ(32)  
サイズ(int)  
ネットワークカード情報 ネットワークカード(64)  
MACアドレス(36)  
TCP/IP情報 ホスト名(255) (注1)(注2)
IPアドレス(16) (注1)
サブネットマスク(16) (注1)
デフォルトゲートウェイ(16) (注1)
DHCPサーバ(16)  
DNSサーバ(255)  
ネットワーク共有情報 ネットワークパス名(255)  
ネットワークプロバイダ名(255)  
ドライブ名(64)  
プリンタ情報 プリンタ名(255)  
プリンタ種別(24)  
ソフトウェア情報 製品名(64)  
バージョン(16)  
ファイル名(255)  
ファイル更新日時(24)  
製品情報 製品名(255) (注2)
パッケージ名(10)  
バージョン(48)  
インストール先(255) - - - -  
ベンダ名(255)  
更新日時(24)  

○:採取できる

○(※):採取できる(軽微な制限あり)

△:制限あり

×:採取できない

−:採取しない、または該当情報なし

項目名の後ろに付加されたカッコ内の数字および文字は、項目ごとに収集可能な最大値を示します。

数字:文字列として収集される項目の最大バイト数

int:数値として収集される項目であり、0から2147483647まで管理可能

注1)
運用管理サーバ、部門管理サーバ、および業務サーバで複数のネットワークカードを使用している場合、代表インタフェース以外のネットワークカードに関しては、設定されているホスト名の情報は収集されません。

運用管理サーバ、部門管理サーバ、および業務サーバで、DHCPで運用しているネットワークカードについては、ホスト名、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイの情報は収集されません。

運用管理サーバ、部門管理サーバ、および業務サーバで、Linuxの機能であるボンディング機能(Linux OSの機能でLANを二重化する機能)を使用している場合は、ボンディング機能で管理しているネットワークカードについて、ホスト名、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイの情報は収集されません。

注2)
運用管理サーバがUTF-8環境の場合、インベントリ情報表示およびインベントリ情報検索で、その項目の文字列のすべては表示されない場合があります。
注3)
ディスクおよびファイルシステムのインベントリ情報を収集する場合、収集できるインベントリ情報の上限は2147483647KBです。2.0TB以上の場合、一律2147483647KBとみなします。

収集したインベントリ情報のCPU種別について

パソコンの最新機種などでインベントリ情報を収集後、そのインベントリ情報を参照すると、CPU名が“GenuineIntel:0Xxxxx”(“GenuineIntel”はCPUの製造元を示すベンダーストリングを指します)、“GenuineIntel0Xxxxx”または、“intel:brandid:0xXX”(“intel”はIntel社のCPUを指します)のように表示される場合があります。

この場合、以下の対応を行うことによりCPU名が正しく表示されるようになります。

  1. 以下のファイルをテキストエディタで開きます。
  2. CPU名文字列内の“0xXXX”で通知された情報を元に、CMCPUTB2.INFまたはCMCPU64.INFに以下のように記述します。

    例1.CPU名が“GenuineIntel:0xXXXX”(Intel社のCPU)、または“GenuineIntel0xXXXX”(Intel社のCPU)の場合

    ;====================================
    ; Vendor Table
    ;====================================
    [VENDOR1]
    STRING="GenuineIntel"
    INDEX="I"

    ;====================================
    ;Manufactured Table[Intel]
    ;====================================
    [Inn]
    CODE=0xXXX
    NAME="YYY"


    備考)

    nn:昇順の数値です。

    XXX:“GenuineIntel:0xXXXX”または“GenuineIntel0xXXXX”で通知されたXXXXを指定します。

    YYY:機種のマニュアルなどに記載されているCPU名を指定します。

    例2.CPU名が“intel:brandid:0xXX”の場合

    ;====================================
    ; BrandID Table [Intel]
    ;====================================
    [BRAND]
    0x01 = "Celeron"
    0x02 = "Pentium-III"
    0x03 = "Pentium-III Xeon"
    0x04 = "Pentium-III"
    0x08 = "Pentium 4"
    0x0E = "Xeon"
    0xXX = "YYY"

    備考)

    XX:“intel:brandid:0xXX”で通知されたXXを指定します。

    YYY:機種のマニュアルなどに記載されているCPU名を指定します。

    例3.CPU名が“Intel64bit:0xXXXXXXXX”(Intel社のCPU)の場合

    ;====================================
    ; Vendor Table
    ;====================================
    [VENDOR1]
    STRING="GenuineIntel"
    INDEX="I"
    ;====================================
    ;Manufactured Table[Intel]
    ;====================================
    [Inn]
    CODE=0xXXXXXXXX
    NAME="YYY"

    備考)

    nn:昇順の数値です。

    XXX:“Intel64bit:0xXXXXXXXX”で通知されたXXXXXXXXを指定します。

    YYY:機種のマニュアルなどに記載されているCPU名を指定します。

    例4.CPU名が“unknown:0xXXXXXXXX”の場合

  3. 2.で作成したCMCPUTB2.INFまたはCMCPU64.INFを、資源配付機能を使用して各サーバ/クライアントに配付します。配付先ディレクトリは、以下のとおりです。

目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008