Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 ファイルの形式> 2.2 ログ情報

2.2.7 アクション実行履歴ファイル

■ファイル名

任意(*.*)

■使用用途

本ファイルは、mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)により出力されます。

■格納場所

Windows

任意

UNIX

■ファイル形式

時刻 番号 EVENT アクションを実行する契機となったイベントの情報
時刻 番号 ACTION イベントが一致した定義行の情報
時刻 番号 PAGER ショートメールアクションの情報
時刻 番号 E-MAIL メールアクションの情報
時刻 番号 POPUP ポップアップアクションの情報
時刻 番号 AUDIO 音声通知アクションの情報
時刻 番号 EVENTLOG イベントログ出力アクションの情報
時刻 番号 PROGRAM アプリケーション起動アクションの情報
時刻 番号 REMOTE リモートコマンドアクションの情報
時刻 番号 SNMP SNMPトラップアクションの情報 

■パラメタ

時刻:
出力したアクションの情報の処理を行った日時です。
番号:
[イベント監視の条件定義]と比較したイベントのサービスを起動してからの通番です。この番号が同じ行が、「アクションを実行する契機となったイベント」に対して行った処理です。なお、この番号は[Systemwalkerコンソール]の監視イベント一覧に表示される番号とは異なります。
アクションを実行する契機となったイベント:
アクションを実行する契機となったメッセージの情報を出力します。
EVENT TEXT="メッセージ" NODE=ホスト名 TIMESTAMP=イベント発生日時

項目名

TEXT="メッセージ"

アクションを実行する契機となったイベントのメッセージテキストを表示します。(最大100バイト)

NODE=ホスト名

イベントが発生したホスト名を表示します。

TIMESTAMP=イベント発生日時

イベントが発生した日時を表示します。

イベントが一致した定義行の情報:
イベントが一致した定義行の情報、および、実行するアクションの情報を出力します。
ACTION LINE=行番号[実行方法] 実行するアクション

項目名

LINE=行番号[実行方法]

行番号:
 イベントが一致した[イベント監視の条件定義]の行番号

実行方法:
 HALT: 上位優先で一致した
 CONTINUE: 常時実行で一致した

実行するアクション

イベントが一致した定義行に設定されているアクションの情報。複数ある場合は、“,”で区切って表示します。

 PAGER ショートメール
 MAIL メール
 POPUP ポップアップ
 AUDIO 音声通知
 EVENTLOG イベントログ出力
 PROGRAM アプリケーション起動
 REMOTE リモートコマンド
 SNMP SNMPトラップ

ショートメールアクションの情報:
実行したショートメールアクションの情報を出力します。
PAGER アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=電話番号]

項目名

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の“管理番号”と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
 実行待ち状態になりました。

START:
 アクションが開始しました。

NORMAL:
 アクションが正常終了しました。

DELETE:
 [アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
 なんらかのエラーが発生しました。

HOST=実行先

処理が“START”の場合に、ショートメールを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。

ADDR=電話番号

処理が“START”の場合に、ショートメールの送信先電話番号を表示します。

メールアクションの情報:
実行したメールアクションの情報を出力します。
E-MAIL アクション管理番号 処理 [ADDR=メールアドレス]

項目名

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の“管理番号”と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
 実行待ち状態になりました。

START:
 アクションが開始しました。

NORMAL:
 アクションが正常終了しました。

DELETE:
 [アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
 なんらかのエラーが発生しました。

ADDR=メールアドレス

処理が“START”の場合に、メールを送信したアドレスを表示します。アドレスが複数ある場合は、“,”で区切って表示します(最大5個)。

ポップアップアクションの情報:
実行したポップアップアクションの情報を出力します。
POPUP アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=コンピュータ名]

項目名

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の“管理番号”と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
 実行待ち状態になりました。

START:
 アクションが開始しました。

NORMAL:
 アクションが正常終了しました。

DELETE:
 [アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
 なんらかのエラーが発生しました。

HOST=実行先

処理が“START”の場合に、ポップアップを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。

ADDR=コンピュータ名

処理が“START”の場合に、ポップアップメッセージを送信したコンピュータ名を表示します。コンピュータ名が複数ある場合は、“,”で区切って表示します(最大5個)。

音声通知アクションの情報:
実行した音声通知アクションの情報を出力します。
AUDIO アクション管理番号 処理 [HOST=通知先]

項目名

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の“管理番号”と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
 実行待ち状態になりました。

START:
 アクションが開始しました。

NORMAL:
 アクションが正常終了しました。

DELETE:
 [アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
 なんらかのエラーが発生しました。

HOST=通知先

処理が“START”の場合に、音声通知を実行したホスト名を表示します。

イベントログ出力アクションの情報:
実行したイベントログ出力アクションの情報を出力します。
EVENTLOG 処理

項目名

処理

以下のどれかになります。

START:
 アクションを開始しました。

NORMAL:
 アクションが正常終了しました。

ERROR:
 なんらかのエラーが発生しました。

アプリケーション起動アクションの情報:
実行したアプリケーション起動アクションの情報を出力します。
PROGRAM 処理 [CMD=”コマンド文字列”]

項目名

処理

以下のどれかになります。

START:
 アクションを開始しました。

NORMAL:
 コマンドの起動が正常終了しました。

ERROR:
 なんらかの理由により、コマンドの起動に失敗しました。

CMD="コマンド文字列"

処理が“START”の場合に、起動したコマンド文字列(コマンド名+パラメタ)を表示します。

リモートコマンドアクションの情報:
実行したリモートコマンドアクションの情報を出力します。
REMOTE 処理 [CMD=”コマンド文字列”]

項目名

処理

以下のどれかになります。

START:
 アクションを開始しました。

NORMAL:
 コマンドの実行依頼が正常終了しました。

ERROR:
 なんらかの理由により、コマンドの実行依頼に失敗しました。

CMD="コマンド文字列"

処理が“START”の場合に、起動したコマンド文字列(コマンド名+パラメタ)を表示します。

SNMPトラップアクションの情報:
実行したSNMPトラップアクションの情報を出力します。
SNMP 処理 [HOST=ホスト名]

項目名

処理

以下のどれかになります。

START:
 アクションを開始しました。

NORMAL:
 SNMPトラップの実行依頼が正常終了しました。

ERROR:
 なんらかの理由により、SNMPトラップの依頼に失敗しました。

HOST=ホスト名

処理が“START”の場合に、SNMPトラップを発行したホスト名を表示します。

■参照

mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)

■注意事項

【Windows版】

【UNIX版】

■使用例

mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、以下のように表示されます。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008