Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

2.1.26 インストールレス型エージェント監視の動作設定ポリシーファイル

■ファイル名

P_opals_com.ini

■使用用途

インストールレス型エージェント監視を行う時に使用する定義（接続するためのアカウント情報など）を格納します。

■格納場所

Windows	<指定ディレクトリ>\<指定ノードのIPアドレス>
UNIX	<指定ディレクトリ>\<指定ノードのIPアドレス>

■ファイル形式

インストールレス型エージェント定義ファイルはINIファイル形式です。

セクション名	キー名	説明	有効範囲	備考
NODE	MONITOR_HOST	監視サーバのホスト名	−
LOGININFO	LOGIN_SEQ	ログインシーケンス	1〜3 1: ログインID入力 2:パスワード 入力 3:コマンド入力
	LOGIN_PROMPT	ログインID入力時のプロンプト文字列	−
	LOGIN_ID	ログインID	−
	LOGIN_PSWD_PROMPT	パスワード入力時のプロンプト文字列	−
	LOGIN_PSWD	パスワード	****	"****"固定です
	CMD_PROMPT	コマンド入力時のプロンプト	−
	LOGOUT_CMD	ログアウトするコマンド	−
SUINFO	SU_CMD	管理者モード移行コマンド	−
	SU_PSWD_PROMPT	管理者のパスワード入力のプロンプト	−
	SU_PSWD	管理者のパスワード	****	"****"固定です
	SU_CMD_PROMPT	管理者モードでコマンド入力する時のプロンプト	−
	SU_LOGOUT_CMD	管理者モード終了コマンド	−
WININFO-MGR	WIN_ACOUNT	WMIでアクセスするための監視サーバ側のアカウント	−
	WIN_PSWD	WMIでアクセスするための監視サーバ側のパスワード	****	"****"固定です
	WIN_DOMAIN	監視サーバ側のドメイン名	−
WININFO-AGT	WIN_ACOUNT	WMIでアクセスするための監視対象ノードのアカウント	−
	WIN_PSWD	WMIでアクセスするための監視対象ノードのパスワード	****	"****"固定です
	WIN_DOMAIN	監視対象ノードのドメイン名	−
SSHINFO	SSH_ACOUNT	SSHのアカウント	−

■注意事項

• パスワード文字列は、"****"固定です。（暗号化した文字列や、複合化した文字列を出力しない）

■使用例

以下に出力例を示します。

【Windowsの場合】

[NODE]
MONITOR_HOST=MASTER_NODE
[LOGININFO]
LOGIN_SEQ=1
LOGIN_PROMPT=Login:
LOGIN_ID=user1
LOGIN_PSWD_PROMPT=Password:
LOGIN_PSWD=****
CMD_PROMPT=#
LOGOUT_CMD=exit
[SUINFO]
SU_CMD=
SU_PSWD_PROMPT=
SU_PSWD=
SU_CMD_PROMPT=
SU_LOGOUT_CMD=
[WININFO-MGR]
WIN_ACOUNT=systemwalker
WIN_PSWD=****
WIN_DOMAIN=
[WININFO-AGT]
WIN_ACOUNT=systemwalker
WIN_PSWD=****
WIN_DOMAIN=
[SSHINFO]
SSH_ACOUNT=

【UNIXの場合】

[NODE]
MONITOR_HOST=MASTER_NODE
[LOGININFO]
LOGIN_SEQ=1
LOGIN_PROMPT=Login:
LOGIN_ID=user1
LOGIN_PSWD_PROMPT=Password:
LOGIN_PSWD=****
CMD_PROMPT=#
LOGOUT_CMD=exit
[SUINFO]
SU_CMD=su
SU_PSWD_PROMPT=Password:
SU_PSWD=****
SU_CMD_PROMPT=#
SU_LOGOUT_CMD=exit
[WININFO-MGR]
WIN_ACOUNT=
WIN_PSWD=
WIN_DOMAIN=
[WININFO-AGT]
WIN_ACOUNT=
WIN_PSWD=
WIN_DOMAIN=
[SSHINFO]
SSH_ACOUNT=operator