Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
本コマンドは、“ラベル: エラー種別: メッセージテキスト”の形式でメッセージを作成し、そのメッセージを標準エラー出力へ表示するとともに、システム監視エージェントへメッセージを通知します。
システム監視エージェント未起動時は、メッセージ一時保存ファイルに保存され、システム監視エージェント起動時に読み込まれます。
opfmt |
[-c] [-f flags] [-l label] [-s errclass] format [args] |
opfmt |
[-c] [-f flags] [-l label] [-s errclass] [-g catalog:msgnum] format [args] |
labelが指定されない場合のメッセージ形式は、“エラー種別:メッセージテキスト”です。
指定する文字列 |
エラー種別 |
重要度 |
HALT または halt |
HALT |
最重要 |
ERROR または error |
ERROR |
重要 |
WARNING または warning |
WARNING |
警告 |
NOTICE または notice |
INFO |
通知 |
INFO または info |
INFO |
一般 |
指定する文字列 |
エラー種別 |
重要度 |
HALT または halt |
停止 |
最重要 |
ERROR または error |
エラー |
重要 |
WARNING または warn |
警告 |
警告 |
NOTICE または notice |
情報 |
通知 |
INFO または info |
情報 |
一般 |
環境変数LC_MESSAGESまたはLANGに設定されたロケールに、catalogで指定したメッセージカタログが存在しない場合、または、msgnumが範囲外の場合、opfmtはCロケールからテキストを取り出そうとします。これに失敗すると、opfmthコマンド行から渡されたままのformat文字列をメッセージテキストとして使用します。メッセージカタログについての詳細は、システムが提供しているgettxt(3c)mkmsgs(1)のマニュアルページを参照してください。
なお、指定できる書式は文字列"%s"だけです。
指定できる書式は文字列“%s”だけです。また、“%”をメッセージテキストとして使用する場合は、2つ連続させて(“%%”)記述します。
システムが提供しているprintfコマンドについての詳細は、printf(1)のマニュアルページを参照してください。
表:イベント監視用コマンド
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
なお、待機系時で実行したopfmtの結果は、コマンドを実行したシステムが運用系になったときにメッセージが通知されます。
formatの長さです。
※formatが%で始まる書式を含む場合、書式を引数で置換した文字列の長さです。
-g catalog:msgnumを指定する場合
catalog(メッセージカタログ)の中の、msgnum(メッセージテキスト番号)で指定したメッセージの長さです。
※メッセージが%で始まる書式を含む場合、書式を引数で置換した文字列の長さです。
※catalogで有効なメッセージカタログ名を指定していない場合、またはmsgnumに範囲外のメッセージテキスト番号を指定した場合は、formatの長さです。
opfmt -l LABEL -s INFO "test message"
opfmt "test message"
実行した結果は以下の形式で監視イベント一覧に表示されます。
ラベル: エラー種別: メッセージテキスト
注意: ラベルとエラー種別、エラー種別とメッセージテキストの間は“: "(コロンと空白)で区切られます。
ラベル: -lオプションで指定した文字列
エラー種別: -sオプションで指定した文字列に対応するエラー種別
メッセージテキスト: formatで指定した文字列実行環境による差異はなし
[上記使用例1を実行した場合]
LABEL: INFO: test message
[上記使用例2を実行した場合]
ERROR: test message
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