Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

[EE/GEE]
1.2.157 MpFwSetDup(運用管理サーバ二重化設定コマンド)

■機能説明

本コマンドは、オプション指定により、運用管理サーバ二重化環境の設定/解除、被監視運用管理サーバの追加/削除などを行います。

■記述形式

MpFwSetDup

-f 機能名 [-a -c 接続方法 -h ホスト名 -s サブネットアドレス -m サブネットマスク -o ホスト名]

■オプション

-f 機能名:
本コマンドが実行する機能を以下から指定します。
prm:
運用管理サーバ二重化主系サーバの設定をする場合に指定します。
sec:
運用管理サーバ二重化従系サーバの設定をする場合に指定します。
rem:
運用管理サーバ二重化主系/従系サーバの設定を解除する場合と、連携する運用管理サーバ二重化従系サーバを削除する場合に指定します。
add:
連携する運用管理サーバ二重化従系サーバを追加する場合に指定します。
chg:
運用管理サーバ二重化主系サーバを変更する場合に指定します。
mod:
本コマンドにより設定した情報を変更する場合に指定します。
inf:
本コマンドにより設定した情報を表示する場合に指定します。
-a:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
rem:
運用管理サーバ二重化主系/従系サーバの設定を解除する場合に指定します。
-c 接続方法:
接続方法を指定します。
0:
常時接続
1:
必要時接続

-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。

sec:
運用管理サーバ二重化主系サーバとの接続方法を指定します。省略された場合は必要時接続として設定します。
add:
追加する運用管理サーバ二重化従系サーバとの接続方法を指定します。省略された場合は必要時接続として設定します。
chg:
変更後の運用管理サーバ二重化主系サーバとの接続方法を指定します。
mod:
連携する運用管理サーバ上との接続方法を変更する場合に、変更後の接続方法を指定します。
-h ホスト名:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
sec:
運用管理サーバ二重化主系サーバのホスト名を指定します。
rem:
削除する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名を指定します。
add:
追加する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名を指定します。
chg:
変更後の運用管理サーバ二重化主系サーバのホスト名を指定します。
mod:
変更対象となるサーバのホスト名を指定します。
-s サブネットアドレス:
-fオプションで次の機能が指定され、主系サーバで実行された場合に有効となります。
add:
運用管理サーバ二重化従系サーバのサブネットアドレスを指定します。
-m サブネットマスク:
-fオプションで次の機能が指定され、主系サーバで実行された場合に有効となります。
add:
運用管理サーバ二重化従系サーバのサブネットマスクを指定します。
-o ホスト名:
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
mod:
変更後のホスト名を指定します。

■復帰値

0:
正常終了。
-1〜-3:
異常終了。オプション指定が誤っているか、内部処理でエラーを検出しました。

■参照

表:運用管理サーバ二重化設定用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■注意事項

同時に実行できるコマンドのインスタンスは1とします。

■使用例1

運用管理サーバ二重化主系サーバの設定を実施します。

MpFwSetDup -f prm

■使用例2

運用管理サーバ二重化従系サーバの設定を実施します。なお、運用管理サーバ二重化主系サーバのホスト名は“hosta”、接続方法は“必要時接続”とします。

MpFwSetDup -f sec -h hosta 

■使用例3

運用管理サーバ二重化従系サーバで、運用管理サーバ二重化従系サーバの追加を実施します。なお、追加する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名は“hostb"、接続方法は“常時接続”とします。

MpFwSetDup -f add -h hostb -c 0

■使用例4

運用管理サーバ二重化主系サーバで、運用管理サーバ二重化従系サーバの追加を実施します。なお、追加する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名は“hostb"、サブネットアドレスは“10.10.10.0"、サブネットマスクは“255.255.255.0"、接続方法は“常時接続”とします。

MpFwSetDup -f add -h hostb -s 10.10.10.0 -m 255.255.255.0 -c 0

■使用例5

運用管理サーバ二重化主系サーバ上で、連携する運用管理サーバ二重化従系サーバの削除を実施します。なお、削除する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名は“hostc”とします。

MpFwSetDup -f rem -h hostc

■使用例6

運用管理サーバ二重化主系サーバの設定解除を実施します。

MpFwSetDup -f rem -a

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