Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.113 mpauditenv(監査環境設定コマンド)

■機能説明

本コマンドは、Systemwalker ACL Managerの監査機能の操作ログ出力先ディレクトリ、操作ログファイルの最大サイズの設定変更、操作ログファイルのクリア、削除を行います。

■記述形式

mpauditenv

-d audit_path | -s file_size | -c | -r

■オプション

-d audit_path:
操作ログの出力先ディレクトリを変更したい場合に指定します。既に存在するディレクトリを指定した場合は、エラーとなります。変更を行う前の操作ログ出力先ディレクトリは、次のとおりです。
-s file_size:
操作ログファイルの最大サイズを変更します。単位はバイトです。1024よりも小さい値、2147483647よりも大きい値は設定できません。変更を行う前の値は、1024000です。
-c:
操作ログをクリアします。
-r:
操作ログファイルを削除します。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

mplstaudit(監査設定表示コマンド)
mpsetaudit(監査機能有効/無効設定コマンド)
Systemwalker ACL マネージャの監査ログファイル
監査環境設定情報のログファイル
表:セキュリティ用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

UNIX

Systemwalkerインストールディレクトリ/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■使用例1

【Windows版】

操作ログファイルの出力先ディレクトリを“D:\home\log”に変更します。

mpauditenv -d D:\home\log

【UNIX版】

操作ログファイルの出力先ディレクトリを“/home/log”に変更します。

mpauditenv -d /home/log

■使用例2

操作ログファイルの最大サイズを4096000バイトに変更します。

mpauditenv -s 4096000

■実行結果/出力形式

正常終了時:
出力はありません。
異常終了時:
設定に失敗した旨のメッセージを表示します。

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