Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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目次
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1.2.34.1 サーバインベントリ情報の収集/通知
■機能説明
自システム(サーバ)のインベントリ情報の収集/通知を行います。
■記述形式
drmscmp |
-a inv [-n 通知先ノード名] [-N own | all] [-p all | collect | notify] [-m wait | nowait] |
■オプション
- -a inv:
- 本コマンドの機能を定義します。本オプションでは"inv"と指定します。
- -n 通知先ノード名:
- インベントリ情報の通知先のノード名を指定します。ノード名にはホスト名、またはIPアドレスを指定します。-pオプションに“collect”を指定した場合は、本オプションは指定できません。
- -N own|all:
- インベントリ情報の通知を行う場合に、自ドメイン内の情報だけを通知するか、配下のドメインの情報も通知するかを指定します。本オプションを省略した場合は、“own”を指定したものとみなします。
- own:
- 自ドメインの情報のみを通知します。
- all:
- 自ドメイン、および配下のドメインの情報を通知します。
- -p all|collect|notify:
- インベントリ情報の収集を行うか、通知を行うかを指定します。本オプションは以下のように指定します。本オプションを省略した場合は、“all”が指定されたものとみなします。
- all:
- インベントリ情報の収集および通知を行います。
- collect:
- インベントリ情報の収集を行います。
- notify:
- インベントリ情報の通知を行います。
- -m wait|nowait:
- インベントリ情報の収集、通知が完了するまで、待ち合わせを行うか否かを指定します。本オプションは以下のように指定します。本オプションを省略した場合は,“wait”が指定されたものとみなします。
- wait:
- コマンドの完了はインベントリ情報の収集、通知の完了を待って終了します。
- nowait:
- コマンドの完了はインベントリ情報の収集、通知の完了を待たず終了します。
■復帰値
- 0:正常終了
- 通知処理が正常に終了しました。
- 3:処理継続不可能な使用者エラー
- 通知処理で何らかのエラーが発生しました。通知処理ができません。
オプションの指定に誤りがあります。通知処理ができません。
- 4:プログラムエラー
- システムにエラーが発生しました。通知処理ができません。
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- DistributionReference権限が必要です。
- 運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ、および運用管理クライアントで使用できます。
【UNIX】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ、および運用管理クライアントで使用できます。
■注意事項
本コマンドの-pオプションで“all”または“notify”を指定した場合、即時でインベントリ情報を通知します。DRMS編集ファイルのnotify_allowanceオプションは意味を持ちません。
■使用例
自ドメインおよび配下のドメインの情報において“インベントリ情報の収集”と指定します。
drmscmp -a inv -N all -p collect |
■実行結果/出力形式
復帰値を参照してください。
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