Symfoware Server WebDBtoolsユーザーズガイド - FUJITSU - |
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第4章 WebScriptコマンド |
個別セションでWebScriptを利用する場合に、WebScriptのセションを開始するコマンドです。セションを開始するデータベースのアクセス環境の情報として、RDBシステム名、データベース名、ユーザIDおよびパスワードを指定します。また、セションの属性を指定するアプリケーション環境パラメタファイル名を指定します。
利用者がブラウザを終了したり、ほかのURLに移したりする可能性があるため、時間を設定して自動的にWebScriptのセションを終了させることができます。時間の設定は、アプリケーション環境パラメタidleTimeoutで指定できます。
アプリケーション環境パラメタを定義したファイルを、サーバ環境パラメタenvDirで指定されたディレクトリ(省略した場合は、WebScriptのインストールディレクトリのlibサブディレクトリ)からの相対パスで指定してください。ただし、パスの一部として「..」を指定することはできません。
本パラメタに、server.env、default.envおよびpublic.envは指定できません。
本パラメタを省略した場合は、default.envが採用されます。
WebDBtools環境エディタで設定したアプリケーション環境名を指定してください。
本パラメタに、server.env、default.envおよびpublic.envは指定できません。
本パラメタを省略した場合は、環境名「default」が採用されます。
セションを開始するRDBシステム名を指定してください。
本パラメタを省略した場合は、アプリケーション環境パラメタsystemName が採用されます。
セションを開始するデータベースの名前を指定してください。
指定したデータベースの名前が利用されるのは、データベースに実際にアクセスしたときであるため、データベースの名前には、存在していないデータベースの名前を指定することもできます。
データベース名が半角英字の場合、大文字で指定する必要があります。
本パラメタを省略した場合は、アプリケーション環境パラメタDBname が採用されます。
WIT_databaseに指定したデータベースを利用することができるユーザIDを指定してください。
本パラメタを省略した場合は、アプリケーション環境パラメタuserid が採用されます。
WIT_userid のパスワードを指定してください。
本パラメタを省略した場合は、アプリケーション環境パラメタpasswd が採用されます。
WIT_error=yesのとき
ログイン時に、Symfoware Serverのエラーが発生すると、SYSTEMパッケージ変数“SYSTEM::LAST_DB_ERRORCODE”、“SYSTEM::LAST_DB_ERRORMSG”に値を設定し、homePageに指定されたHTMLを表示します。ただし、フォーマットファイル内で、<!DO>タグを実行することはできません。
WIT_error=yes以外のとき
ログイン時に、Symfoware Serverのエラーが発生すると、固定のHTMLを表示します。
SolarisおよびLinuxの場合の使用例を以下に示します。Windows(R) 2000、Windows Server(R) 2003またはWindows Server(R) 2008の場合は、使用例の一部を以下のように変更してください。
wit_gwd → wit_gwd.exe
my.env → my
<A HREF="/cgi-bin/wit_gwd?WIT_env=my.env"> ... </A> |
<FORM ACTION="/cgi-bin/wit_gwd" METHOD="..."> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_env" VALUE="my.env"> : </FORM> |
<A HREF="$SYSTEM::GWD?WIT_env=my.env"> ... </A> |
<FORM ACTION="$SYSTEM::GWD" METHOD="..."> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_env" VALUE="my.env"> : </FORM> |
wit_gwdのパラメタにユーザIDおよびパスワードを指定する場合の使用例を、以下に示します。
<FORM ACTION="/cgi-bin/wit_gwd" METHOD="POST"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_env" VALUE="my.env"> ユーザ名 :<INPUT NAME="WIT_userid" SIZE="20"><BR> パスワード:<INPUT NAME="WIT_passwd" TYPE="password" SIZE="20"><BR> <INPUT TYPE="submit" VALUE="OK"> </FORM> |
wit_gwdのパラメタにSymfoware Serverのエラーが発生したときに、処理の続行を指定する場合の使用例を、以下に示します。
<FORM ACTION="/cgi-bin/wit_gwd" METHOD="POST"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_env" VALUE="my.env"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_error" VALUE="yes"> ユーザ名 :<INPUT NAME="WIT_userid" SIZE="20"><BR> パスワード:<INPUT NAME="WIT_passwd" TYPE="password" SIZE="20"><BR> <INPUT TYPE="submit" VALUE="OK"> </FORM> |
<META http-equiv="refresh" content="0;URL=/cgi-bin/wit_fmtr?WIT_html=Menu.html"> |
<!IF '!defined(LoginFlag)'> <!VAR LoginFlag SCOPE="GLOBAL"> <!SETVAR LoginFlag "OK"> <!IF 'SYSTEM::LAST_DB_ERRORCODE ne "00000"'> <META http-equiv="refresh" content="0;URL=$SYSTEM:: LOGOUT?WIT_html=Error.html"> <!SETVAR LoginFlag "FAIL"> <!/IF> <!/IF> <!IF 'LoginFlag ne "FAIL"'> メニュー<BR> <FORM ACTION="$SYSTEM::LOGOUT" METHOD="POST"> <INPUT TYPE="submit" VALUE="ログアウト"> </FORM> <!/IF> |
ログイン失敗<BR> <!HREPLACE SYSTEM::LAST_DB_ERRORMSG><BR> <FORM ACTION="$SYSTEM::GWD" METHOD="POST"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_env" VALUE="my.env"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_error" VALUE="yes"> ユーザ名 :<INPUT NAME="WIT_userid" SIZE="20"><BR> パスワード:<INPUT NAME="WIT_passwd" TYPE="password" SIZE="20"><BR> <INPUT TYPE="submit" VALUE="OK"> </FORM> |
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