Symfoware Server 解説書 - FUJITSU -
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第5章 Symfoware Serverの機能> 5.4 高信頼化

5.4.1 DBミラーリングシステム

DBミラーリングシステムは、データベースを二重化することで、高信頼なデータベースの運用を実現します。

[図:DBミラーリングシステム]

DBミラーリングシステムには、以下の特長があります。

■データベースの高信頼化

DBミラーリングシステムは、ハードウェア、ソフトウェアを含め、業務で運用するデータベースサーバを完全に二重化したシステムです。また、DBミラーリングシステムでは、運用中のデータも二重化しており、データベースに蓄積するデータの保護を含め、高信頼なデータベースの運用を実現します。
業務アプリケーションでは、データベースサーバの二重化を意識する必要がありません。そのため、データベースサーバで予期せぬトラブルが発生した場合でも、トラブルを意識せずに運用を継続することができます。

■データベースの運用の効率化

二重化したデータベースを利用することで、通常の業務を運用しながら、同じデータを活用した別の業務を運用することができます。
ミラーリングされたデータベースでは、データを参照する業務を運用することが可能です。
また、データベースのミラーリングの操作を一時的に停止させ、ソフトウェアのパッチ適用などを行うことができます。


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下へ5.4.1.2 Mirroring Controller

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