Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第1部 セキュリティ侵害の脅威と対策> 第1章 セキュリティ侵害の脅威> 1.7 Interstage ディレクトリサービス

1.7.1 Interstage ディレクトリサービスの動作モデル

 Interstage ディレクトリサービスの一般的な動作モデルを以下に示します。

 Interstage ディレクトリサービスは、一般的に、J2EEアプリケーションのセキュリティ機能やInterstage HTTP Serverのオンライン照合機能で、ディレクトリサービスとして使用されます。これらのInterstage ディレクトリサービスクライアントは、イントラネット内に配置することが一般的です。また、Interstage ディレクトリサービスクライアントとInterstage ディレクトリサービスのサーバとの間にSSLアクセラレータを配置します。

 マルチサーバ管理を行う際には、実際の業務データが流れるLANと、管理サーバと管理対象サーバの間で運用管理のデータを流すLANとを分ける方法が一般的です。このマルチサーバ管理のログイン認証機能で、Interstage ディレクトリサービスを使用する場合は、管理サーバとInterstage ディレクトリサービスのサーバとの間にSSLアクセラレータを配置します。


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