Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集 |
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ | > 第24章 メッセージ番号がssoで始まるメッセージ | > 24.1 sso00000番台のメッセージ |
SSO: ERROR: sso00002: Interstage certificate environment access denied. ServerKind=(%s1)
SSO: エラー: sso00002: Interstage証明書環境へのアクセス権限がありません。 ServerKind=(%s1)
[可変情報]
%s1:サーバ名、またはコマンド名
[意味]
Interstage証明書環境へのアクセス権限がありません。
[ユーザの対処]
Interstage証明書環境(デフォルトのインストールパスの場合は、C:\Interstage\etc\security)配下に、Administratorsグループ、およびSYSTEMのアクセス権限(フルコントロール)があるか確認してください。
Microsoft(R) Internet Information Services 6.0,7.0に業務サーバを組み込み、運用しているWebサイト環境で本メッセージが出力された場合は、Webサイトが使用するアプリケーションプールのセキュリティアカウント権限でInterstage証明書環境にフルコントロールでアクセスできるよう権限を設定してください。Interstage証明書環境へのアクセス権限の詳細については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“Interstage証明書環境の構築と利用”−“Interstage証明書環境のアクセス権限の設定”を参照してください。
Webサーバの実効ユーザ名とInterstage証明書環境のアクセス権限が一致していない可能性があります。
scsmakeenvコマンド(注1)の-gパラメタを使用し、Interstage証明書環境のアクセス権限をWebサーバの実効ユーザ名(注2)でアクセス可能となるように変更してください。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)の移行を行っている場合は、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のGroupディレクティブの設定値を適切な値に変更してください。(注3)
注1) scsmakeenvコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“SSL環境設定編”−“SSL環境設定コマンド”−“scsmakeenv”を参照してください。
注2)Webサーバの実効ユーザ名については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“環境設定の変更”−“Webサーバの実効ユーザを変更する場合の注意事項”を参照してください。
注3)Webサーバ(Interstage HTTP Server)の移行については、“移行ガイド”の“Webサーバ(Interstage HTTP Server)の移行”を参照してください。
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