Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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19.4.7 JSSR23311
JSSRS: ERROR: JSSR23311: Could not write the data into the serialized file. file=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4
JSSRS: エラー: JSSR23311: データを永続化ファイルに保存できませんでした。 file=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4
[可変情報]
%s1 : 永続化ファイル名
%s2 : Session Registry Server名
%s3 : Session Registry ServerのプロセスID
%s4 : 処理スレッド名
[意味]
データを永続化ファイル<file>に保存できませんでした。
[原因]
以下の原因が考えられます。
- 保存先ディレクトリが削除されました
- 保存先ディレクトリについてSession Registry Serverの起動ユーザの権限がありません
- 前回保存された永続化ファイルについてSession Registry Serverの起動ユーザの権限がありません
- ファイル記述子が不足しました
- ディスクの空き容量が不足しました
- 保存先ディレクトリのネットワークが切断されました
- ディスククラッシュが発生しました
- 保存先ディレクトリにUNCパスまたはネットワークドライブが設定されています
[システムの処理]
Session Registry Serverのログに同時に出力されているメッセージを参照してください。
[ユーザの対処]
原因で挙げた現象がないか確認し、必要な対処を行ってください。
- 保存先ディレクトリが削除された場合
環境定義ファイルのセションの永続化に関する項目<serialize.file.path>の値を確認し、指定したディレクトリがなければ作成してください。
また、上記ディレクトリにSession Registry Serverの起動ユーザの全権限があることを確認し、権限がない場合は、権限を設定してください。
対処後、Session Registry Serverを再起動してください。
- 保存先ディレクトリについてSession Registry Serverの起動ユーザの権限がない場合
起動ユーザが、前回の起動ユーザと異なっている可能性があります。次のいずれかの対処を行ってください。
- 前回保存された永続化ファイルについてSession Registry Serverの起動ユーザの権限がない場合
項番2.に記載している対処を行ってください。
- ファイル記述子が不足した場合
永続化ファイルを保存できない状態になっているため、次の対処を行い、Session Registry Serverを再起動してください。
- 不要なアプリケーションを終了してください。
- システムで使用できるファイル記述子の数を増やしてください。
- ディスクの空き容量が不足した場合
ファイルシステムの状態を確認し、不要な資源を退避または削除してください。
対処後、Session Registry Serverの状態を、再度、確認してください。
- 保存先ディレクトリのネットワークが切断された場合
ネットワークの状態を確認し、ネットワークの復旧を行ってください。
復旧後、Session Registry Serverの状態を、再度、確認してください。
- ディスククラッシュが発生した場合
ご利用のディスク装置の状態を確認し、ディスク装置の復旧を行ってください。
復旧後、Session Registry Serverを再起動してください。
- 保存先ディレクトリにUNCパスまたはネットワークドライブを設定した場合
保存先ディレクトリにUNCパスまたはネットワークドライブ以外のパスを設定して、Session Registry Serverを再起動してください。
[出力先]
コンテナログ
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