Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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目次
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18.7.19 jms2550
JMS:ERROR:jms2550: Communication Error. METHOD '%s1', EXCEPTION '%s2'
JMS:エラー:jms2550: 通信エラーが発生しました。 METHOD '%s1', EXCEPTION '%s2'
[可変情報]
%s1:CORBAサービスまたはイベントサービスのメソッド名
%s2:詳細な例外情報
[意味]
CORBAサービスまたはイベントサービスへのアクセス中に通信エラーが発生しました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
以下の対処を行った後、再度処理を実行してください。
- マイナーコードが1179255041または1179257089の場合、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のパラメタperiod_receive_timeoutにイベントデータの待ち合わせ時間(essetcnfコマンドまたはessetcnfchnlコマンドの-wtimeで設定)より短い時間が設定されている可能性があります。パラメタperiod_receive_timeoutまたはイベントデータの待ち合わせ時間を見直してください。
- マイナーコードが1179255234または1179257282の場合、イベントチャネルの停止またはイベントサービス運用コマンド(esmonitorchnl)により接続情報の回収が行われた可能性があります。Interstage管理コンソールの以下の画面、またはイベントサービス運用コマンド(esmonitor)で、イベントチャネルの「起動状態」および「接続コンシューマ数」を確認し、アプリケーションを停止してください。
イベントチャネルの「起動状態」が停止処理中である場合、イベントチャネルを強制終了モードで停止後、イベントチャネルを起動してからアプリケーションを再度実行してください。
イベントチャネルの「起動状態」が停止状態である場合、イベントチャネルの起動後、アプリケーションを再度実行してください。
- スタンドアロンサーバの場合
[システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [状態]
- 管理サーバの統合管理の場合
[統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバ名] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [状態]
- 管理サーバの一括操作の場合
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル]
または、
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名/サーバ名] > [イベントチャネル] > [状態]
- メッセージセレクタを指定したQueueBrowser機能の運用中に、イベントサービスのメソッド名%s1が“ChannelUtil.refer_structured_event”または“ChannelUtil.refer_JMS_event”で、詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179255233(0x464a01c1)”または“1179257281(0x464a09c1)”の場合、イベントデータの待ち合わせ時間を超過したため、メッセージの参照に失敗した可能性があります。
必要に応じて、以下の手順でイベントデータの待ち合わせ時間を変更してください。
- Interstage管理コンソールを使用して環境設定を行う場合
以下の画面で、“イベントデータの待ち合わせ時間”を変更します。
- スタンドアロンサーバの場合
[システム] > [リソース] > [JMS] > [構成情報]
または
[システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [イベントチャネルグループ名::イベントチャネル名] > [環境設定]
- 管理サーバの一括操作の場合
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名またはサーバ名] > [構成情報]
または
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名またはサーバ名] > [イベントチャネル] > [イベントチャネルグループ名::イベントチャネル名] > [環境設定]
- イベントサービス運用コマンドを使用して環境設定を行う場合
essetcnfまたはessetcnfchnlコマンドでイベントデータの待ち合わせ時間(-wtime)を変更します。essetcnfおよびessetcnfchnlコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
上記に該当しない場合は、詳細な例外情報%s2を確認し、通信エラーの原因を取り除いて、再度処理を実行してください。
詳細については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”または“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。
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