Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集

18.1.1 jms1000

JMS:ERROR:jms1000: Error in JMS application operating environment.

JMS:エラー:jms1000: JMSアプリケーションの動作環境に異常があります。

［意味］
　環境異常または予期せぬエラーの発生により処理を失敗しました。

［システムの処理］
　処理を中止します。

［ユーザの対処］
　処理が失敗した原因と考えられるものを以下に示します。それぞれ可能性のある原因に対して、要求される対処を行ってください。

• 環境変数（PATH、CLASSPATH、またはLD_LIBRARY_PATH）の設定に誤りがある可能性があります。環境変数の設定を見直してください。
• 環境変数LD_LIBRARY_PATHに設定したライブラリが存在していない可能性があります。環境変数LD_LIBRARY_PATHに設定したライブラリを確認し、存在していない場合は、製品を正しくインストールしてください。
• 使用しているJDK/JREのバージョンに誤りがある可能性があります。JDK/JREのバージョンに誤りがある場合は、正しいバージョンに変更してください。
• Interstage管理コンソールを使用している場合は、Interstage管理コンソール用ServletサービスのJServlet環境定義ファイル（jswatch.conf）の定義内容に誤りがある可能性があります。JServlet環境定義ファイルにおいて以下の定義があるかを確認し、定義されていない場合は、定義を追加した後、Interstage管理コンソールを再起動してください。Interstage管理コンソールについては“運用ガイド（基本編）”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。
  
  【JServlet環境定義ファイルの格納先】
  C:\Interstage\F3FMjs2su\conf\jswatch.conf
  【定義内容】
  opmanager.env=CLASSPATH=%IS_HOME%\J2EE\lib\isj2ee.jar
  opmanager.env=CLASSPATH=%IS_HOME%\jms\lib\fjmsprovider.jar
  
  【JServlet環境定義ファイルの格納先】
  /opt/FJSVjs2su/conf/jswatch.conf
  【定義内容】
  opmanager.env=CLASSPATH=/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar
  opmanager.env=CLASSPATH=/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar

　上記に該当しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。