Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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目次
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9.13.50 ihs81364
IHS: ERROR: ihs81364: A timeout occurred. Detail:%s1
IHS: エラー: ihs81364: タイムアウトが発生しました。詳細コード:%s1
[可変情報]
%s1:エラー詳細内容
[意味]
起動タイムアウト時間、または停止タイムアウト時間を超過しました。以下の原因が考えられます。
- Webサーバの起動または停止に失敗しました。
- Webサーバの起動または停止は継続中ですが、タイムアウト時間が超過しました。
[システムの処理]
起動・停止の監視処理を中止します。
[ユーザの対処]
本メッセージの前後に、Windows(R)の場合はイベントログ、Solaris/Linuxの場合はシステムログ上にメッセージが出力されていないかを確認したあと、以下の対処を行ってください。
- 本メッセージの前後にエラーメッセージが出力されている場合は、出力されたメッセージ、およびInterstage HTTP Serverのエラーログを参照し、失敗の原因を取り除いてください。
Interstage HTTP Serverのエラーログについては、“Interstage HTTP Serverのエラーログ”を参照してください。
- 本メッセージの後に情報メッセージihs00001が出力されている場合は、起動タイムアウト時間を超過しましたが、その後、Webサーバは正常に起動されています。ihsconfigコマンドで起動タイムアウト時間を再設定すると、本メッセージの出力を抑止できます。起動タイムアウト時間は、以下の計算式を参考に算出してください。
起動タイムアウト時間=(情報メッセージihs00001の出力時間−情報メッセージihs81001の出力時間)+α (秒)
注)αは、システムの状態による誤差の時間(数秒程度)です。
ihsconfigコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage HTTP Server運用コマンド”を参照してください。
- 本メッセージの後に情報メッセージihs00002が出力されている場合は、停止タイムアウト時間を超過しましたが、その後、Webサーバは正常に停止されています。ihsconfigコマンドで停止タイムアウト時間を再設定すると、本メッセージの出力を抑止できます。停止タイムアウト時間は、以下の計算式を参考に算出してください。
停止タイムアウト時間=(情報メッセージihs00002の出力時間−情報メッセージihs81002の出力時間)+α (秒)
注)αは、システムの状態による誤差の時間(数秒程度)です。
ihsconfigコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage HTTP Server運用コマンド”を参照してください。
- 本メッセージの前後にメッセージが出力されていない場合は、しばらく時間をおいてから、再度メッセージが出力されていないかを確認してください。
Interstage シングル・サインオンにおいてSSOリポジトリにロール定義およびサイト定義を多量に登録してリポジトリサーバを運用している場合は、Webサーバの起動に時間がかかるため、起動タイムアウト時間が超過して本メッセージが出力される可能性があります。本現象の詳細および回避方法については、“トラブルシューティング集”の“Interstage シングル・サインオン運用時の異常”−“トラブル事例”−“リポジトリサーバに関するトラブル”を参照してください。
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