Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集 |
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ | > 第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ | > 8.12 EXTP4400番台のメッセージ |
extp: WARNING: EXTP4435: The process has stopped because JavaVM ran out of memory: WU=%s1 KIND=%d1 PSN=%d2 PID=%d3 SYSTEM=%s2
extp: 警告: EXTP4435: JavaVM のメモリ不足が発生したためプロセスを停止しました: WU=%s1 KIND=%d1 PSN=%d2 PID=%d3 SYSTEM=%s2
[可変情報]
%s1:ワークユニット名
%d1:メモリ種別コード
%d2:プロセス通番
%d3:プロセス番号
%s2:システム名
[意味]
JavaVM のヒープ域不足のためIJServer を停止します。
[システムの処理]
JavaVM のヒープ域不足が発生したIJServer プロセスを停止します。ワークユニット設定でリトライカウントの設定によって、IJServer プロセスは再起動されます。
[ユーザの対処]
頻繁に発生する場合は、JavaVM オプションで指定するヒープ域を以下のように変更してください。
また、チューニングの方針については、“チューニングガイド”の“JDK/JREのチューニング"を参照してください。
メモリ種別コード |
不足したメモリ領域または、意味 |
対処 |
---|---|---|
0 |
Cヒープ領域 |
IJServer を運用するために必要となるメモリ量を再見積りし、メモリが十分に用意されているか確認してください。 IJServer の必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、ほかのアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。 同一マシン上で運用しているほかのアプリケーションについても再見積りを実施し、メモリ量が適当か調査してください。 再見積りの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。 システム管理者は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。 また、Java ヒープ量が必要以上に多過ぎた場合には、-Xmx 値や-XX:MaxPermSize の指定値を小さくしてください。 |
1 |
Javaヒープ領域 |
JavaVMオプションの-Xmx オプションでJavaヒープ領域の最大値を拡張して、IJServerを再起動してください。 OutOfMemoryError発生時のJava のヒープ領域は、コンテナ情報ログ(info.log)のheap_sizeを参照して下さい。
例)512Mbyte にする場合 |
2 |
Java Permanent領域 |
JavaVM オプションの-XX:MaxPermSize オプションでJava Permanent 領域の最大値を拡張後、IJServer を再起動してください。 OutOfMemoryError 発生時のJava のPermanent領域は、コンテナ情報ログ(info.log)のperm_sizeを参照して下さい。 例)512Mbyte にする場合 |
-1 |
Javaアプリケーション実行時における配列生成式の評価の段階で、配列の長さ(配列要素の数)から、当該配列オブジェクトを割り当てるための領域が十分でないと評価された場合、またはクラスのロード処理でメモリ不足が発生した場合 |
配列の長さ(配列要素の数)が大きく、配列オブジェクトとしての大きさが2ギガバイト程度もしくはそれ以上の大きさになる配列の定義がある場合には、当該配列の長さを小さくしてください。 |
-1より小さい値 |
JavaVMの情報取得に失敗 |
コンテナ情報ログ(info.log)のheap_typeの値を参照して、メモリ種別コードを判定して下さい。 上記のJavaヒープ領域、Java Permanent領域、Cヒープ領域の対処を実施してください。 |
また、JavaVMのヒープ域不足の詳細情報は、IJServerのコンテナ情報ログ(info.log)に出力されるので、出力情報を参照し、チューニングしてください。
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