| MessageQueueDirector説明書 |
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| 第2部 拡張機能編 | > 第11章 イベントチャネル連携サービス | > 11.3 環境作成 | > 11.3.3 環境定義の記述 |
送信側サーバのCHANNELセクションに対して、受信側サーバのRCHANNELセクションが1:1に対応するようにサービス定義を指定します。RCHANNELセクションのrecvnumキーワードは指定しません。
図11.28に1:1型の通信モデルの定義イメージを示します。

送信側サーバの定義 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R1 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S2 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R2 |
受信側サーバの定義 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R1 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R2 |
送信側サーバでは、sndnameキーワードが同じ値の複数のCHANNELセクションを作成します。受信側サーバでは、CHANNELセクションのrcvnameキーワードに対応する複数のRCHANNELセクションを作成します。RCHANNELセクションのrecvnumキーワードは指定しません。
図11.29に配信型の通信モデルの定義イメージを示します。

送信側サーバの定義 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R1 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R2 |
受信側サーバの定義 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R1 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R2 |
送信側サーバではrcvnameキーワードとserverキーワードの値の組み合わせが同じ複数のCHANNELセクションを作成します。受信側サーバでは、CHANNELセクションのrcvnameキーワードに対応する一つのRCHANNELセクションを作成します。RCHANNELセクションのrecvnumキーワードには、対応するCHANNELセクションの数を指定します。
図11.30に集信型の通信モデルの定義イメージを示します。

送信側サーバの定義 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R1 server = 送信先MQDサーバ識別子 SV1 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S2 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R1 server = 送信先MQDサーバ識別子 SV1 |
受信側サーバの定義 [MNGR] systemid = MQDサーバ識別子 SV1 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R1 recvnum = 2 (この受信定義に送信してくるCHNNELセクション数) |
メッセージを中継するサーバで、RCHANNELセクションのrcvnameキーワードと同じ値のsndnameキーワードを指定したCHANNELセクションを作成します。
図11.31に中継型の通信モデルの定義イメージを示します。

中継サーバ [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 R1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R2 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R1 |
イベントチャネル連携サービスの接続例を図11.32に示します。また、接続例の送信サーバに対応するサービス定義の記述例を図11.33に示します。


[MNGR] # 基本情報
sproc = 1 # メッセージ送信指定
rproc = 1 # メッセージ受信指定
systemid = SERVER01 # MQDサーバ識別子
repository = SERVER01NSGWSERVERREPID# インプリメンテーションリポジトリID
errorretry = 1 # エラーリトライ回数
[SERVER] # 送信先MQDサーバ情報
name = SERVER02 # 送信先MQDサーバ識別子
iorfile = C:\MQDIORFILE2 # 送信先イベントチャネル連携サービスのIORファイル名
[CHANNEL] # 送信キュー
channelid = ID000001 # 送信チャネル識別子
sndname = SEND::CHANNEL001 # 送信キュー名
rcvname = RECV::CHANNEL002 # 受信キュー名
evttype = structured # イベント形式
server = SERVER02 # 送信先MQDサーバ識別子
packmsg_cnt = 10 # パッキング数
packmsg_wtime = 1 # 最大遅延時間
[RCHANNEL] # 受信キュー
rcvname = RECV::CHANNEL001 # 受信キュー名
recvnum = 1 # 集信数
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[MNGR] # 基本情報
sproc = 1 # メッセージ送信指定
rproc = 1 # メッセージ受信指定
systemid = SERVER01 # MQDサーバ識別子
repository = SERVER01NSGWSERVERREPID# インプリメンテーションリポジトリID
errorretry = 1 # エラーリトライ回数
[SERVER] # 通信パス情報
name = SERVER02 # 送信先MQDサーバ識別子
iorfile = /mqd/mqdiorfile2 # 送信先イベントチャネル連携サービスのIORファイル名
[CHANNEL] # 送信キュー
channelid = ID000001 # 送信チャネル識別子
sndname = SEND::CHANNEL001 # 送信キュー名
rcvname = RECV::CHANNEL002 # 受信キュー名
evttype = structured # イベント形式
server = SERVER02 # 送信先MQDサーバ識別子
packmsg_cnt = 10 # パッキング数
packmsg_wtime = 1 # 最大遅延時間
[RCHANNEL] # 受信キュー
rcvname = RECV::CHANNEL001 # 受信キュー名
recvnum = 1 # 集信数
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