MessageQueueDirector説明書
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11.3.2.1 MQDの環境作成
イベントチャネル連携サービスを使用する場合は、非同期メッセージ基盤に何を使用する場合でもMQDのシステム環境の作成が必要です。
イベントチャネル連携サービスだけを使用する場合、MQDのシステム環境はイベントチャネル連携サービスが動作するために必要な最小限の環境として作成します。MQDのシステム環境作成時の指針およびMQD環境定義の各設定値(推奨値)を以下に示します。

[MQDConfiguration]
QueueMax = 1
MessageBufferMaxSize = 80
[Transaction]
TransactionFile = c:\mqdenv\tranfile (注)
Max_Size = 65536
[SystemFile]
SystemFile1 = c:\mqdenv\sysfile1 (注)
SystemFile2 = c:\mqdenv\sysfile2 (注)
SystemFile2_Size = 1000 + (送信キュー数 + 受信キュー数) × 24 × 16
[QueueIndex]
File = c:\mqdenv\qindexfile (注)
[DiskQueue]
File = c:\mqdenv\diskqfile (注)
Size = 80 |

[MQDConfiguration]
QueueMax = 1
MessageBufferMaxSize = 80
[Transaction]
TransactionFile = /mqdenv/tranfile (注)
Max_Size = 65536
[SystemFile]
SystemFile1 = /mqdenv/sysfile1 (注)
SystemFile2 = /mqdenv/sysfile2 (注)
SystemFile2_Size = 1000 + (送信キュー数 + 受信キュー数) × 24 × 16
[QueueIndex]
File = /mqdenv/qindexfile (注)
[DiskQueue]
File = /mqdenv/diskqfile (注)
Size = 80 |

- メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用することはできません。
- フォルダ名およびファイル名は任意に指定してください。
- 定義で指定するファイルは同一のディレクトリに作成することを推奨します。
ディレクトリの容量は、50[Mバイト]+1000 + (送信キュー数 + 受信キュー数) × 24 × 16[バイト]必要となります。
MQDのシステム環境の作成方法詳細については、“3.2.2.2 ファイル容量の見積り”と“3.3.1 環境定義の記述(ファイルを使用する場合)”を参照してください。
MQDのシステム環境の作成は、mqdsetupコマンドを使用して行います。
以下にmqdsetupコマンドの入力例を示します。
例)MQD環境定義ファイル名 mqdenv.def、MQDシステム名 MQD001 でMQDシステムを作成します。
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