MessageQueueDirector説明書
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第2部 拡張機能編> 第11章 イベントチャネル連携サービス> 11.2 機能

11.2.8 運用中の通信定義追加機能

 運用中の通信定義追加機能とは、イベントチャネル連携サービスが運用中に通信定義の追加を簡易的におこなう機能です。通信定義の変更や削除はできません。

 通信定義の追加とは、以下を指します。

 稼動中における通信環境の追加機能を図11.26に示します。

[図11.26 稼動中における通信環境の追加機能]

[図の説明]
1) 追加するサーバおよび追加するキューの情報をサービス定義へ記述します。
2) mqdnsgwdefコマンドを実行し、追加するサービス定義をイベントチャネル連携サービスへ登録します。
3) 受信側のサーバで、追加する受信キューを反映します。mqdnsgwcommコマンドで行います。
4) 送信側のサーバで、新たに非同期通信を行う新規サーバ、および追加する送信キューを反映します。mqdnsgwcommコマンドで行います。
5) 受信側のイベントチャネル連携サービスでは、mqdnsgwcommコマンドによってサービス定義の反映が指示されると、新たな構成でメッセージを受信します。
6) 送信側のイベントチャネル連携サービスでは、mqdnsgwcommコマンドによってサービス定義の反映が指示されると、新たな構成でメッセージを送信します。


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