PRIMECLUSTER Wizard for NetVault 導入運用手引書 4.2 - Linux -
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第1章 機能概要> 1.2 動作環境

1.2.1 クライアント クラスタ運用形態

PRIMECLUSTER で構築されたクラスタシステムに存在する、共用ディスク、ローカルディスク上のデータに対し、クラスタ環境で整合性のとれたバックアップ運用 (フェイルオーバーが発生しても、NetVault の定義を変更する必要がない) を可能とします。
以下に、クライアント クラスタ運用形態のシステム構成例を示します。

■仮想クライアントを使用する場合

NetVault の仮想クライアント機能を使用して運用を行います。待機ノードの Standby 運用が可能です。この場合、NetVault はローカルにインストールします。NetVault の Oracle オプションを使用する場合は、"ネットワーク・マネージャを使用する場合" の運用形態になります。

■ネットワーク・マネージャを使用する場合

NetVault の ネットワーク・マネージャの機能を使用して運用を行います。この場合、NetVault は共有ディスクにインストールします。NetVault の Oracle オプションを使用する場合は、この運用形態になります。


NetVault については、NetVault のマニュアルを参照してください。


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