Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (コンポーネントトランザクションサービス編)

C.2.2 ファイル構成

　本サンプルのファイル構成を以下に示します。

共通ファイル

　本サンプルの共通ファイルの構成を以下に示します。

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(1)	typlng.idl	IDLファイル
string	(1)	typstr.idl	IDLファイル
sequence	(1)	typseq.idl	IDLファイル
exception	(1)	typexp.idl	IDLファイル

クライアントアプリケーション用ディレクトリ

　本ディレクトリには、クライアントアプリケーションに関連する資産が格納されています。以下にその構成を示します。

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(4)	typlng_c.c	クライアントアプリケーションプログラム
	(9)	Cl_typlng.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	Cl_typlng.sln	ソリューションファイル
string	(4)	typstr_c.c	クライアントアプリケーションプログラム
	(9)	Cl_typstr.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	Cl_typstr.sln	ソリューションファイル
sequence	(4)	typseq_c.c	クライアントアプリケーションプログラム
	(9)	Cl_typseq.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	Cl_typseq.sln	ソリューションファイル
exception	(4)	typexp_c.c	クライアントアプリケーションプログラム
	(9)	Cl_typexp.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	Cl_typexp.sln	ソリューションファイル

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(2)	Makefile	Makefile
	(4)	typlng_c.c	クライアントアプリケーションプログラム
string	(2)	Makefile	Makefile
	(4)	typstr_c.c	クライアントアプリケーションプログラム
sequence	(2)	Makefile	Makefile
	(4)	typseq_c.c	クライアントアプリケーションプログラム
exception	(2)	Makefile	Makefile
	(4)	typexp_c.c	クライアントアプリケーションプログラム

サーバアプリケーション（C言語）用ディレクトリ

　本ディレクトリには、開発言語がC言語のサーバアプリケーションに関連する資産が格納されています。以下にその構成を示します。

　なお、本サンプルプログラムにはスレッドモードとプロセスモードの２種類の形態のアプリケーションがあります。

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(5)	typlng_s.c	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typlng.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(9)	C_typlng.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	C_typlng.sln	ソリューションファイル
string	(5)	typstr_s.c	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typstr.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(9)	C_typstr.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	C_typstr.sln	ソリューションファイル
sequence	(5)	typseq_s.c	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typseq.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(9)	C_typseq.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	C_typseq.sln	ソリューションファイル
exception	(5)	typexp_s.c	サーバアプリケーションプログラム
	(6)	typexp_pre.c	前出口プログラム
	(7)	typexp.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(9)	C_typexp.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	C_typexp.sln	ソリューションファイル

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typlng_s.c	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typlng.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typlng_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
string	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typstr_s.c	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typstr.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typstr_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
sequence	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typseq_s.c	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typseq.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typseq_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
exception	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typexp_s.c	サーバアプリケーションプログラム
	(6)	typexp_pre.c	前出口プログラム
	(7)	typexp.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typexp_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）

サーバアプリケーション（C++）用ディレクトリ

　本ディレクトリには、開発言語がC++のサーバアプリケーションに関連する資産が格納されています。以下にその構成を示します。

　なお、本サンプルプログラムにはスレッドモードとプロセスモードの、２種類の形態のアプリケーションがあります。

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(5)	typlng_s.cpp	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typlng.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(9)	Cpp_typlng.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	Cpp_typlng.sln	ソリューションファイル
string	(5)	typstr_s.cpp	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typstr.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(9)	Cpp_typstr.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	Cpp_typstr.sln	ソリューションファイル
sequence	(5)	typseq_s.cpp	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typseq.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(9)	Cpp_typseq.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	Cpp_typseq.sln	ソリューションファイル
exception	(5)	typexp_s.cpp	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typexp.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(9)	Cpp_typexp.vcproj	プロジェクトファイル
	(10)	Cpp_typexp.sln	ソリューションファイル

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typlng_s.C	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typlng.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typlng_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
string	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typstr_s.C	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typstr.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typstr_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
sequence	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typseq_s.C	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typseq.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typseq_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
exception	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typexp_s.C	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typexp.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typexp_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）

サーバアプリケーション（COBOL）用ディレクトリ

　本ディレクトリには、開発言語がCOBOLのサーバアプリケーションに関連する資産が格納されています。以下にその構成を示します。

　なお、本サンプルプログラムにはスレッドモードとプロセスモードの、２種類の形態のアプリケーションがあります。

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(5)	typlng_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typlng.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(11)	Cbl_typlng.prj	プロジェクトファイル
	(12)	Cbl_typlng.cbi	翻訳オプションファイル
string	(5)	typstr10_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	typstr20_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typstr.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(11)	Cbl_typstr.prj	プロジェクトファイル
	(12)	Cbl_typstr.cbi	翻訳オプションファイル
sequence	(5)	LG0010_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	LG0020_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	SG0010_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	SG0020_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	SG0030_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	SG0040_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typseq.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(11)	Cbl_typseq.prj	プロジェクトファイル
	(12)	Cbl_typseq.cbi	翻訳オプションファイル
exception	(5)	typexp_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(6)	typexp_pre.cbl	前出口プログラム
	(7)	typexp.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(11)	Cbl_typexp.prj	プロジェクトファイル
	(12)	Cbl_typexp.cbi	翻訳オプションファイル

ディレクトリ	No	ファイル名	ファイルの概要
long	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typlng_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typlng.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typlng_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
string	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typstr10_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	typstr20_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typstr.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typstr_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
sequence	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	LG0010_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	LG0020_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	SG0010_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	SG0020_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	SG0030_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(5)	SG0040_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(7)	typseq.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typseq_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）
exception	(2)	Makefile	Makefile（スレッドモード）
	(3)	Makefile_nt	Makefile（プロセスモード）
	(5)	typexp_s.cbl	サーバアプリケーションプログラム
	(6)	typexp_pre.cbl	前出口プログラム
	(7)	typexp.wu	ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）
	(8)	typexp_nt.wu	ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）

(1) IDLファイル

　本サンプルで使用するIDLファイルです。クライアントアプリケーション、サーバアプリケーション共通のファイルになります。

(2)Makefile（スレッドモード）

　本アプリケーションのバイナリファイルをスレッドモードで生成するためのMakefileです。

　環境に合わせて一部修正する必要があります。

　なお、本Makefileは、COBOLの場合Sun日本語COBOL用コンパイル環境に加えてFujitsu PowerCOBOL97用コンパイル環境を、C++の場合Sun WorkShop Compilers C++4.2環境に加えてSun WorkShop 5.0シリーズ、Forte Developer 6シリーズ、Sun ONE Studio 7シリーズ、Sun ONE Studio 8シリーズまたはSun Studio 9環境を用意しています。

(3)Makefile（プロセスモード）

　本アプリケーションのバイナリファイルをプロセスモードで生成するためのMakefileです。

　スレッドモードと同様に環境に合わせて一部修正する必要があります。

(4)クライアントプログラム

　本プログラムをコンパイルすることにより、クライアントアプリケーションとして利用できるようになります。

(5)サーバアプリケーションプログラム

　本プログラムをコンパイルすることにより、サーバアプリケーションとして利用できるようになります。

(6) 前出口プログラム

　ワークユニット起動時に呼び出される前処理出口のアプリケーションです。CORBAサービスに対して以下の処理を行います。
　・ORBの初期化
　・BOAの初期化

(7)ワークユニット定義ファイル（スレッドモード）

　サーバアプリケーション用のワークユニット定義を行うための入力ファイルです。実行環境に合わせて一部修正する必要があります。
　Solaris版、Linux版の場合はスレッドモードで行うための入力ファイルです。

(8)ワークユニット定義ファイル（プロセスモード）

　サーバアプリケーション用のワークユニット定義をプロセスモードで行うための入力ファイルです。実行環境に合わせて一部修正する必要があります。

(9) C言語／C++コンパイル用プロジェクトファイル

　Microsoft(R) Visual C++(R)以降でクライアント／サーバアプリケーションをコンパイルするためのプロジェクトファイルです。

(10) ソリューションファイル

　Microsoft(R) Visual C++(R)以降でプロジェクト構成を管理するためのファイルです。

(11) COBOLコンパイル用プロジェクトファイル

　COBOL97 V50L10以降でサーバアプリケーションをコンパイルするためのプロジェクトファイルです。

(12) COBOL翻訳オプションファイル

　COBOL97 V50L10以降でプロジェクト管理機能を使用してコンパイルするための翻訳オプション情報が格納されているファイルです。