Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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付録D サンプルプログラム> D.3 実行手順(Windows(R))> D.3.8 Portable-ORB

D.3.8.6 Portable-ORB/各種API(string_to_object)

<作成>

 “静的インタフェース/各種データ型(Java言語)”の<作成>を参照してください。

<実行>

 作成したアプリケーションの実行手順を以下に示します。

  1. 環境変数(サーバ)の設定

     コマンドプロンプトを起動し、環境変数CLASSPATHを設定します。

     set CLASSPATH=.;C:\Interstage\ODWIN\etc\Class\ODjava4.jar;%CLASSPATH%


    注)
     環境変数CLASSPATHは、インストール時にODjava4.jarが設定されます。使用するJDK, JREを変更した場合は、JDK, JREのバージョンに合わせて環境変数CLASSPATHも変更してください。

  2. サーバアプリケーションの登録

     コマンドプロンプトを起動し、サーバアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、registar.batを実行して、サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDの登録と、オブジェクトリファレンスのファイル出力を実行します。

     register.bat


  3. サーバアプリケーションの起動

     exec-SV.batを実行して、サーバアプリケーションを起動します。

     start exec-SV.bat


  4. 環境変数(クライアント)の設定

     コマンドプロンプトを起動し、Portable-ORBを動作させるための環境変数CLASSPATHを指定します(PORB_HOME:Portable-ORBのインストールパス(C:\Interstage\PORB))。

     set CLASSPATH=.;%PORB_HOME%\lib\ODporb4.jar;%PORB_HOME%\lib\CosNaming4.jar;%CLASSPATH%

    注)
     使用するJDK, JREを変更した場合は、JDK, JREのバージョンに合わせて環境変数CLASSPATHも変更してください。

  5. クライアントアプリケーションの起動

     コマンドプロンプトにおいて、クライアントアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、exec-CL.batを実行して、クライアントアプリケーションを起動します。なお、必要に応じて、Interstageのインストール環境にあわせてexec-CL.batを修正してください。

     exec-CL.bat


  6. サーバアプリケーションの終了

     コマンドプロンプトにおいて、サーバアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、stop-SV.batを実行して、サーバアプリケーションを停止します。

     stop-SV.bat


  7. サーバアプリケーションの登録削除

     unregister.batを実行して、不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。

     unregister.bat



 string_to_objectのサーバアプリケーションは、ワークユニット上で動作させることも可能です。
 サーバアプリケーションをワークユニット上で動作させる場合は、“静的インタフェース/各種データ型(Java言語)”のポイントを参照してください。


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