Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第1部 アプリケーション開発(基本編)> 第6章 アプリケーションの開発(COBOL)> 6.1 アプリケーションの開発手順

6.1.2 IDLファイルのコンパイル

 IDLcコマンドでIDLファイルをコンパイルします。この結果、IDL定義をCOBOL言語にマッピングした、複数の*.cblファイルが出力されます。IDLcコマンドの詳細については“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“IDLc”を参照してください。

 IDLc -cobol simple.idl

 “アプリケーションのインタフェース定義(IDL)の記述”で例示した内容のsimple.idlというIDLファイルを“-cobol”オプションを指定してIDLcコマンドでコンパイルすると、以下のファイルが出力されます。

ファイル名

ファイル種別

simple_cdr.cbl

CDRソースファイル

simple_stub.cbl

スタブファイル

simple_ODdemo_calculator_skel.cbl

スケルトンファイル

simple_skel.cbl

領域獲得用スケルトン(*1)

simple_h.cbl

データ型定義ファイル(*2)

(*1) 基本データ型以外のIDL定義に対する領域獲得用関数が組み込まれます。基本データ型のみでは、作成されません。

(*2) スタブ・スケルトンで使用されるデータ型を定義したファイルです。


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