Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第1部 アプリケーション開発(基本編)> 第5章 アプリケーションの開発(Java言語)> 5.11 サーバアプリケーションのプログラミング (静的スケルトンインタフェース)

5.11.8 POAManagerの活性化と終了待機

 POAに関連付けられたPOAManagerのactivate()を発行することで、クライアントからの受信待ち状態となります。activate()発行直後に、ORBクラスのrun()メソッドを発行します。これにより、サーバアプリケーションは終了せず待機状態となります。

【POAManagerの活性化】

  try {
      // POAマネージャのactivate
      rootPOA.the_POAManager().activate();
      Orb.run();
  }
  catch( java.lang.Exception e ) {
      ...//例外処理
  }


 動作上、activate()発行時に終了待機状態となるため、run()メソッドには制御は移りません。このため、run()メソッドは機能的には何も行いません。しかし、アプリケーションの可搬性の面からrun()メソッドを記述することを推奨します。


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