Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第1部 アプリケーション開発(基本編)> 第4章 アプリケーションの開発(C++言語)> 4.5 クライアントアプリケーションのプログラミング> 4.5.1 静的起動インタフェース

4.5.1.4 メソッドの呼出し

 サーバプログラムのメソッドを呼び出します。メソッド名はIDLで指定したモジュール名、インタフェース名およびオペレーション名を2つのコロン(“::”)でつなげた形式で指定します。この例では、ODdemo, calculator, calculateがそれにあたります。なお、メソッド呼出し時にネーミングサービスで求めたサーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスとサーバプログラムで例外が発生した場合に例外情報を獲得するためにCORBA::Environment構造体を指定します。
 なお、アプリケーションで使用可能なCORBAのデータ型については“データ型に対するマッピング”を参照してください。

  ODdemo::calculator::result    res;   // 復帰値
  CORBA::Long                   a, b;  // パラメタ

  a = 10; 
  b = 5; 

  // メソッドの呼出し
  res = ap->calculate( a, b, *env );
 

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