Symfoware Server Mirroring Controller コマンドリファレンス
目次 索引 前ページ次ページ

付録A コマンドおよびスクリプトの動作可否

A.4 コマンド間の排他

ここでは、DBミラーリングシステムの運用でのコマンド間の排他について説明します

RDBコマンドの詳細については、“Symfoware Server コマンドリファレンス”またはmanコマンドを参照してください。

データベースの同一資源に対して、Mirroring Controllerコマンド、RDBコマンド、業務アプリケーションが同時に動作した場合に、排他制御を行います。

各機能を同時に実行した場合、資源の占有エラーとなることがあるため、Mirroring Controllerを運用する場合に同時実行しないでください。
ただし、以下のコマンドについては、資源の占有に関係なく同時に実行することはできません。

本章で説明するコマンドはSymfoware Serverの起動状態で実行可能なコマンドについて、以下を説明しています。

dxsvstartコマンド、dxsvstopコマンド、dxrebuildコマンド、dxswitchコマンドは、DSIまたは順序に対して処理を行う以下のコマンドと同時に実行することはできません。

なお、上記のSymfoware Serverのコマンドについては、RLPの運用状態によって実行可否が決定する機能を利用した場合に対象となります。

rdbunlsqlコマンドについては、順序番号を取得する場合にのみ対象となります。

dxsvstartコマンド、dxsvstopコマンド、dxrebuildコマンド、dxswitchコマンドは、DSIまたは順序に対して処理を行う業務アプリケーションを同時に実行することはできません。

なお、上記の業務アプリケーションについては、RLPの運用状態によって実行可否が決定するSQL文を発行した場合に対象となります。

dxsvstartコマンド、dxsvstopコマンド、dxrebuildコマンド、dxswitchコマンドは、以下のコマンドを同時に実行することはできません。

rdbbcconコマンドは、以下のコマンドを同時に実行することはできません。

Mirroring Controllerコマンドが、同一RLPに対して、以下の組み合わせのコマンド同時実行は不可となります。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007-2008