Symfoware Server Mirroring Controller コマンドリファレンス |
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第4章 RECテンプレート作成シェルスクリプト |
dxrecstartsync.sh -- 等価性コピーの開始シェルスクリプト
dxrecstartsync.sh -d RLP定義ファイル名 -m { r | s } { -o 出力ファイル名 | -x }
等価性コピーの開始を行います。
-d RLP定義ファイル名RLP定義ファイル名を指定します。
-m r等価性コピーの開始で全面コピーを行う場合に指定します。
等価性コピーを開始するボリュームのすべてのデータがコピーされます。
-m s等価性コピーの開始で初期コピースキップ機能を利用する場合に指定します。
等価性コピーを開始するボリュームの差分データのみがコピーされます。
-o 出力ファイル名本シェルスクリプトで実行されるコマンドラインすべてを記述したファイル(コマンド実行シェルスクリプト)を出力する場合に指定します。
-xコマンド実行シェルスクリプトを出力せずにそのまま実行する場合に指定します。
例1等価性コピーの開始で全面コピーを行います。
RLP定義ファイル名は/symfo_mc/def/rlp001.defとします。dxrecstartsync.sh -d /symfo_mc/def/rlp001.def -m r -x
例2等価性コピーの開始で差分コピーを行います。
RLP定義ファイル名は/symfo_mc/def/rlp001.defとします。dxrecstartsync.sh -d /symfo_mc/def/rlp001.def -m s -x
例3全面コピーを行うコマンド実行シェルスクリプトを作成します。
RLP定義ファイル名は/symfo_mc/def/rlp001.def、コマンド実行シェルスクリプトのファイル名は/symfo_mc/temp/startsync.shとします。dxrecstartsync.sh -d /symfo_mc/def/rlp001.def -m r -o /symfo_mc/temp/startsync.sh
例4差分コピーを行うコマンド実行シェルスクリプトを作成します。
RLP定義ファイル名は/symfo_mc/def/rlp001.def、コマンド実行シェルスクリプトのファイル名は/symfo_mc/temp/startsync.shとします。dxrecstartsync.sh -d /symfo_mc/def/rlp001.def -m s -o /symfo_mc/temp/startsync.sh
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
本シェルスクリプトは、スーパユーザで実行してください。
本シェルスクリプトは、主系RLPの複写元RLPおよび従系RLPの複写元RLPで実行してください。
本シェルスクリプトが異常終了した場合は、異常となった原因を取り除いた後、-oオプション指定で出力したコマンド実行シェルスクリプトを作成し、必要に応じて編集したものを実行してください。コマンド実行シェルスクリプトの利用方法については“セットアップガイド”の“コマンド実行シェルスクリプトの利用方法”を参照してください。
このシェルではRLP定義ファイルを使用します。
RLP定義ファイルの詳細は、“セットアップガイド”の“RLP定義ファイルの編集”を参照してください。
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